写真記載の通り、宿泊税、児童虐待、教育庁、自転車条例の四項目にてレクチャーを受け、意見交換を行いました。
まず、宿泊税ですが東京都も導入している制度であり大阪府に訪れる観光客から頂く税収で、案内看板や公衆トイレの整備など観光客のみなさんにより快適に過ごして貰えるよう整備を進めるとの趣旨でした。
ただ、整備を進めるのにいくらくらい必要なのか、またなにから優先するのか、どこまでこの財源を使えるのかなど不明確な部分とあり、まだまだ議論の余地はありそうです。
また、児童虐待に関して大阪府の取り組みと現状に関してレクチャーを受けました。
この児童虐待の問題に関しても責任の所在が不明確であるなど課題はありますが、大阪府は非常に熱心に取り組んでおります。そんな中でも府内でいたましい事件が起こるのが現状です。
今後も児童虐待ゼロになるように熱心な取り組みをしていただきたいです。
そして、教育庁に関してですが、上記の写真をみても違和感を覚える方がたくさんいるかと思いますが、私学、大学を教育委員会の下に入れるメリットや入れなくてはならない理由がほとんど出てこなかったというくらい説明でもありませんでした。
また、私学の独自性や自由性が教育委員会の下に入れることで阻害されるのではないか？など疑問の多い案件でした。
発案者も知事のようで、メリットや必要性も説明出来ないけど知事に言われたのでやったという印象をうけるくらい、大阪府では教育委員会も知事部局に入っているのでは？と感じるくらいの内容でした。
教育委員会として独立性をもって、議論をしていただきたいです。
そして、自転車条例に関してですが新聞報道では自転車保険の義務化の部分だけがフォーカスされておりましたが、自転車の安全教育などへの取り組みも中に盛り込まれており、自転車事故の多い大阪府にとっては必要な内容であると感じました。
今後もしっかりとこうした勉強をしながら建設的な意見交換をして前に進めて行きたいと思います。