訪問介護とは、介護福祉士や訪問介護員(ホームヘルパー)が、高齢者や障害者の自宅を訪問して、介護や生活のサポートを行うサービスです。ホームヘルプとも呼ばれるこのサービスには、介護保険法及び、障害者自立支援法に基づく公的サービスのほかにも、民間の事業者が運営する私的サービスが含まれることもあります。
介護保険での公的サービスは、要介護認定を受けた人が1・2割の自己負担で利用できます。私的サービスでは、自費ながらも介護保険適応外のサービスも受けられるのがメリットです。
介護保険の対象となるホームヘルプ業務に従事できるのは、介護福祉士もしくはホームヘルパーです。これからホームヘルパーになろうとする人は、130時間の介護職員初任者研修、または450時間の実務者研修を受講する必要があります。
訪問介護の仕事は、生活援助・身体介護・通院等乗降介助の3種類に大きく分けられます。生活援助は、掃除や洗濯といった家事をはじめ、食事の用意、食料品や生活必需品の買い出しなど、利用者の暮らしをサポートするサービスです。身体介護とは、食事介助・排泄介助・入浴介助など、利用者の身体に直接触れて介護することです。身体を拭く清拭や、洗顔・歯磨き・整髪などを介助する身体整容、通院や買い物などの外出介助も該当します。通院等乗降介助とは、利用者が病院や施設に向かう際に、ホームヘルパー自らが運転する福祉車両や介護タクシーへの乗り降りを介助することです。乗車前や降車後の移動の介助や、通院先・外出先の手続きも行います。事業所によっては、通院等乗降介助サービスを提供していなかったり、業務範囲が異なる場合があります。
これから介護の仕事につきたいと考えている初心者は、介護の業界について知る必要があります。
この仕事の多くは、実力を示すための資格の取得が求められます。
その基本であるのが、初任者研修です。
仕事の基本を研修を通じて学び、スタッフとしてふさわしい必要最小限の知識と実技を身につけます。
その際、まずはスクール選びから考える必要があります。
研修を受けることができるスクールが各地に存在し、一定期間通学して勉強を行います。
できれば、指導力に評価が高いスクールを選んだ方が確実です。
講義の内容は多岐に渡り、人のケアに関する詳しい知識やテクニックを学びます。
座学にあたる部分は、独学でもある程度修得は可能です。
しかし、実技の面ではスクールでの勉強の方が役に立つでしょう。
実技のカリキュラムが充実しているスクールであれば、本格的なケア技術が修得できます。
スクールで身につけた知識やテクニックは、その後の仕事で大いに活用できます。
また教室への通学の必要を考えるなら、できるだけ住まいの近くにあるスクールが便利です。
初任者研修のカリキュラムの時間は、修了までに少なくとも1ヶ月以上はかかります。
それだけに、通いやすくかつ指導力に長けたスクールを選ぶようにするとメリットが大きいです。
これから介護の仕事を始める上で、スクールでの勉強は基礎作りに大切なです。
真剣に勉強するためにも、初心者にとって始めのスクール選びには注意を払いましょう。
また、実際に働きだして出てくる悩みもあるはずです。
ネットなどで現役の方の実情を知り、予め対処法を練っておくと良いでしょう。
介護職の方のよくある相談内容についてはこちらの【介護職のお悩み相談Q&A】でもまとめられているので、参考にしてみてはいかがでしょうか。
