先日ある方と就職のための面接練習をおこなった。
その方はぱっと見明るくて表情も豊かであったが、何か私の中で引っかかるところがあった。
それは、面接で大事なことや、これまで学んだことなどを質問しても、表面的な答えしか
返ってこず、少し違った角度から質問すると、答えがぶれていて一貫性がなかった。
そして、その人自身、仕事で何をしていきたいのかあやふやになっていると感じた。
また、その人のバックグラウンドを探るため、面接で言うことを抜きにして、
嫌な人はどんな人か?とかどんなことがストレスがかかるか?
といった質問をしたが、答えきれなかった。
話を詳しく聞くと、「ネガティブなことや悪口など言ってはいけない」という
想いが強かった。確かにネガティブなことばっかり言うと、ネガティブな気持ちになる
などの影響があると思うが、「ネガティブなことを考えてはいけない」という思うあまり
自分の本当の気持ちにフタをしているように見えた。
その人は、気丈に振舞っているように見えて、気持ち的に無理している。
それが、私の中で引っかかっていたのかもしれない。
その人に対して、「本音とか自分が思っていることを言えないでしょう?」
と聞いたら「言えない。自分のことがわからない。自身の感情に疎い」と言っていた。
それは、自分の心の声に耳を傾けず、長い間フタしていたため、
自分の気持ちをストレートに出したくても、出し方がわからない。
それで、自分は何をしたいのかもわからない。ということにつながっているのではないか?
と思った。
その結果、周りに流されやすく、トラブルなどに巻き込まれやすいという。
自分の素直な気持ちを外に出せるようになるには、多少時間がかかると思うが、
今何を食べたいか?嫌な事があったときにどういう気持ちだったか?
など、心の声を常に客観的に聞けるようになれば、少しずつ
自分の内にある気持ちに気づいて、より、その人らしさというものを外に
出せるのではないかと思った。
かくいう私も同じように苦しんできたので、まさにこのことに取り組んでいるわけだが・・・
同じような人と出会う確率が高いのかなとも思った。