徹する…つらぬく
という意味です。
ゴルフはこの「徹する」ことがマネジメントの重要な要素になると思います。
ティーショットをミスして、林の中に入ってしまった…
もしかしたら前を向けるこの方向に上手く打てるんじゃないか…いや、無理せず横に出そう…いや、これくらいの隙間なら行けるんじゃない?
と思いながらなぜか7番アイアンでリカバリーをしてしまい、結果、木に当たってより深い林に…
ありますよね?
心の中で叫びますが、僕もあります。
僕は前にもブログにしましたが、
ワンチャンはノーチャン
と。
そして、そもそもそんな細いところを通せる腕があるなら、あなたはそこにいない、と。
そして、それを学び始めると、無理せず横に出す冷静な判断ができるようになりますよね。
(過去の痛い目に学ぶところです)
先日、一緒にラウンドしていた方がまさしくそうでした。
ティーショットで林の中に入ってしまい、セカンド。
前に僅かな隙間があり、上手く打てたら出れそうな感じがしますが、ライがそもそもベアグランドでつま先下がり。
ライさえよければどうにかなりそうですが、ライが厳しすぎる(泣)
と判断したこの方は
「横に出しまーす」
と言って、横に出そうとしました。
でも、残念ながら握っているのは9番アイアンです。
ちゃんとボールに当たった結果、木に当たってよけい深いところに…(泣)
判断は間違っていないけど、
徹しきれてない(泣)
前に打ちたい気持ちをぐっとこらえて横に出すなら、とことん横に間違いなく出せるクラブを使ったほうがいいです。
このシチュエーションなら、5番アイアンとか。
下手したらトップしてもいいからユーティリティーとかもありです。
せっかく横に出すのに、木に当たって余計に深いところに入っていくとか、もはやかさぶたをはぐ痛みをわざわざ受けるようなものです(泣)
非常に見てて痛々しかったです(泣)
そのあと、林から出てきたこの方は
「クラブを変えようかと思ったけど、ま、いっかと思っちゃった」
(テヘペロ)
的なことをおっしゃってました。
こういう人大好きw
個人的に
でも、せっかく我慢して横を向いたのですから、上手く出してほしいとも思っちゃいます。
本人がテヘペロ的な雰囲気だったので、僕も救われましたが…
それとは逆にたまにいらっしゃるのが、林の中に入ってしまって、
「ピッチングだと木に当たりそうだから9番アイアンに変えよう」
とたったロフト4度の差で、リカバリーショットを狙う人。
4度の差なんて、スイングやライで変わるレベルと思うのですが…
それなら、とことんリカバリーに徹して、5番アイアンや6番アイアンにしたほうが間違いないと思います。
そして、さらに強めに打って、反対側のラフに行く人。
ちゃんとフェアウェイまでの
距離を図って!
と思っちゃいます。
僕と一緒にラウンドする人の場合には、僕は
「フェアウェイまで◯ヤード、フェアウェイセンターまで◯ヤードくらいです」
と教えてあげるようにしています(もはやキャディw)
せっかく前を向きたいのを我慢して横を向くのですから、上手くリカバリーしてほしいし、上手くリカバリーできるよう、
徹して
欲しいです。
僕は隣ホールとかに落ちてしまい、林の斜面を登るのに、パターを使って打ったりします。
とにかく打てるところに出したいので(笑)
時々木の根っこに邪魔されますが、そこさえ注意すればかなり成功率は高い気がします。
気がするだけかもしれませんが(汗)