終わりが良ければ全て良し
いやー、みんな知っていることわざではありますが、ゴルフでも本当にその通りと思います。
ゴルフで「終わり」とはパッティングのことと認識しています。
だって、そのホールの「終わり」なので。
パッティングがいいと自然とリズムができて、リラックスできます。
逆にパッティングが悪いとリズムが崩れてきて、
バーディーチャンス
↓
外す
↓
次のホールでダボピンチ
という流れが起こりやすくなります。
なんなんでしょうね、この流れというかパターンというか…
今日はそのパッティングについてちょっとしたお話を。
プロライン(プロサイド)、アマライン(アマサイド)という言葉を聞いたことがありますか?
知ってる人は知ってる言葉ですが、ちょっとマニア度が高くなる言葉と思います。
別に知らなくてもいいのですが、言葉の意味を知っているとパッティングが少し変わるかもしれません。
簡単に説明をすると
プロライン…タッチが弱ければカップに入るライン
アマライン…タッチが強ければカップに入るライン、もしくは曲がり幅を少なく見てしまったライン
という意味です。
言ってしまうと、右利きの方で考えるとフックラインだった場合。
プレーヤーから見て、
カップの右を通って抜けたラインはプロライン
カップの左を通って抜けたラインはアマライン
ということです。
タッチが弱ければ、入るラインがプロラインになるので、入る確率が高いのはプロラインということです。
ご理解いただけましたでしょうか。
分からない場合には是非コメントください!
(コメント大好きなのでw)
さて、ここで考えないといけないことがあります。
次のパッティング
についてです。
以下、前提として、
右利きの方のフックライン
ということで話を進めます。
1)プロラインで外した場合
プロラインで外した場合には、次のパッティングがしっかり曲がるスライス、もしくは上りのスライスということです(タッチが強いのがプロラインなので)
傾斜がきつい場所のプロラインで外すと、次も激曲がりするスライスということになります。
最悪なパターンでは、曲がり幅を見すぎる、もしくはタッチが弱くてカップの右に止まってしまうこと。
そうなると、次は恐ろしい下りのラインに変わります。
2)アマラインで外した場合
アマラインで外した場合には、次のパッティングが間違いなく上りになります。
タッチさえ合っていれば、ほどんど曲がらないまっすぐの上りになります。
最悪なパターンでは、タッチが弱いと次も似たようなラインになりますがそれでも基本的に登りになります。
結論から申し上げますと、
アマラインの方が
安全・安心
ということです。
名前的にプロラインの方がかっこいいのですが、1パットで入れるならプロライン、2パットで入れるならアマラインでパッティングするのが理想です。
アマラインで読む場合には、自分が思っているラインより1カップ少なく曲がり幅を見れば問題なくアマラインになります。
プロラインで読む場合には、自分が思っているライン通りに打てばいいと思います。
特にロングパット。
プロラインに読んでいて、タッチが弱くてショートしてしまう…
地獄の入り口
です(泣)
私はそんなことしょっちゅうですが。
それなら、アマラインにわざと狙って打ったほうが
「入らないだろうけど、とりあえずタッチを合わせよう」
とタッチのみに集中できます。
「入れてやろう!」
という邪な気持ちがないので。
外したとしても、次のパッティングは上りなので今度は気楽にパッティングできます。
パッティングはそのホールの締めくくりであり、次のホールの始まりです。
終わりの始まり的な。
(リゼロかよw)
だからこそ、パッティングは精神衛生上、非常に大切です。
でも、このプロライン、アマラインを意識している方って比較的少なく感じます。
ショットをするときにはマネジメントする方が結構いるイメージがありますが、グリーン上でのマネジメントはあまりされていない方が多い気がします。
「とりあえず30センチ以内に寄せよう」
という方はいらっしゃるかもしれませんが、そこから1ステップ進んで
アマラインに読んで
30センチ以内に寄せよう
と考えると、次のパッティングの成功率が上がると思います。
ま、その前に狙ったところに打てないのが私ですけどね(泣)
カイロプラクティックを受けてこうかな