【祝!発売】「Dominion Cornucopia」 | ボードゲーム好きの“ドミニオン”ぶろぐ

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RIO GRANDE GAMES 製のボードゲーム "Dominion" のことを書くブログ

2011年6月初旬に本国で「Dominion Cornucopia」 が

発売になりました。先日、「Rio Grande」の公式サイトでも

ルールのPDFが公開されましたので、

今回の拡張に関しての情報を記事にしてみました。


なお、日本語版となる「ドミニオン:収穫祭」は、

「Role & Role」という雑誌では「6月下旬」と発表されていますが、

日本語版発売元の「ホビージャパン」のブログ記事では

8月予定」となっていました。この夏は何処も大変かと思いますが、

いちファンとしては早めの発売を期待したい所です。



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さて、「多様性」をテーマにした今回の拡張ですが、

手札やデッキの多様性」を参照して、効果や勝利点を

増幅させるカードが登場しました。


違った名前のカード種類数を参照する特殊勝利点

Fairgrounds品評会)」だけでなく、

山札のトップ4枚を公開し、違った名前のカード種類数で

「+金」の量を決定する「Harvest収穫)」や、

手札と違うカードが公開されるまで山札を公開し、

そのカードを手札に入れる「Hunting Party狩猟団)」など

癖のあるアクションカードも多く登場しています。



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一方で、その「多様性」を増すために、

「基本カード」と「王国カード」以外のカードを獲得可能にさせる

カードも2枚追加されました。


1枚は、「Bane災い)」カードとして「コイン3コイン既存

カード」をサプライ(場)に追加させる「Young Witch魔女娘)」。

この「Bane災い)」カードは、通常通りのカード効果に加え、

手札から公開されることで「Young Witch魔女娘)」の効果を防ぐ

(「呪いカード」の獲得を妨げる)効果を持ちます。

通常の王国カード同様、購入したり獲得したりすることが可能で

3種の売り切れという終了条件にも含まれることになっています


もう1枚は、新作拡張発表時の説明記事でも触れられていた

「(1枚ずつしか存在しないユニークカード」の獲得を可能にする

Tournament馬上槍試合)」です。

ユニークカード」は、「Prize褒章)」カードと呼ばれ、どれも

非常に強力な効果を持ったカードですが、サプライ(場)には

存在しません。そのため、通常の購入獲得によって

この「Prize褒章)」カードを得ることは出来ず、このカード群の

売り切れは終了条件に含まれることはありません


(※ 「Prize褒章)」カードの価値は、全て コイン。「廃棄」は

可能なため、「詐欺師(陰謀)」などの対象にもなりますが、

大使(海辺)」の効果でサプライに戻すことは出来ません)



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カードごとの詳しい考察は、日本語版で遊んでからにしたいと

思いますが、今回の拡張カードが多く追加されたゲームでは、

通常のデッキ構築なら複数枚獲得しても困ることの少なかった

+1カード+1アクション)を持つカードの扱いや、

少ない枚数鍵となる効果を生み出すカードの有効性が

変わってくることになりそうです。

こういった「カードの追加」で「既存のカードに新しい光が当たってくる

という点も、自分にとっては「拡張の楽しみの一つ」だったりします。



さて、今後のドミニオンに関してですが、

今年中に、「プロモ1種」と「拡張1種」の発売を予定している

という噂があります。そして、この「プロモ1種」というのは、

同じ「Rio Grande」から発売されている「カルカソンヌ」という

ボードゲームの10周年を記念したものなのだとか…

そちらの情報も期待して待ちたいと思います。