細かい待ち合わせを決めていなかったのに、携帯を忘れてデートに臨む夜間君

携帯は携帯しろ。それじゃただの電話じゃないかー。

やる気あんのか。


まあ、改札前でぼけっとしているところを捕獲されて無事会えまして。

会うなり

「で、どこ連れてってくれるの?」

と可愛く。

あたしがシカトすると

「シカト?ねぇねぇねぇ、どこ行くの?ねぇねぇねぇ」

と延々とうざい声をわざと出してきて

「BAN今イラっときたでしょ?」

嬉しそうに微笑む

そんな子です。


でお昼ご飯ってことでラ・パウザに向かう・・・も、こんでいたので隣のニンニク屋五右衛門に。

デート始まってすぐににんにく。

早くもダメ予感☆


結局この日は12時から会って、彼が23時から夜勤だったんで22時半くらいにバイバイ。

たくさん歩いた。

デートスポットたくさん。

ワールドポーターズ、赤レンガ倉庫、山下公園、中華街、漫画喫茶、ゲーセン、中華街・・・・アレ?

漫喫?デートで?


はい、ペアシートでいちゃいちゃしたんだぁ~?って思った人ー??




殴っていい?


オープン席で隣に座ってそれぞれ漫画読んだ2時間だったけども、何か文句ある?


そう、彼は超マイペースで、俺時間で過ごす子。

ゲーセンでも個人プレイ多発。

中華街でもお店の中で消える消える。

歩いててあたしが人に詰まってついてこれてないことに気付かない。


「ご飯中あんなに人の顔見るのに、歩いててしゃべってないとこっち全然見ないね」

ソフトに責めてみる。

「えー・・・見る見る。超見てるよ?てゆうかBANはまっすぐ歩けてないよ」

「見てねー。ってゆうかうるさい。」

「ひでぇ・・・泣くよ?」


・・・・お前が泣くのかよ。


何かね、結構不思議だったのね。

この性格でこいつ今までどんな付き合い方してきたんだ?どんな子と付き合ってきたんだ?って。


このデート中、少しそれがわかったかも。

ヒントをくれたのは、中華街のおばちゃんでした。