自転車指導警告カード

自転車の運転で交通違反があったときに警察官から交付される警告票のひとつに「自転車指導警告カード」（通称イエローカード　レッドカード等）があります。自転車指導警告カードは、運転免許のように点数が加算・累積される仕組みのものではありません。

軽微な違反なら自転車指導警告カードの交付で済まされるケースが大半ですが、悪質な違反行為であったり警告を無視して違反を繰り返していたりすると、点数や反則金による処分ではなく「事件」として扱われ赤切符によって処理されることになります。

自転車の運転で3年以内に2回以上の信号無視等の危険行為を行い、交通違反として取締りを受けた、または、交通事故を起こして送致されると、都道府県の公安委員会から「自転車運転者講習」の受講を命じられます。さらに、自転車運転者講習の受講命令を無視していると5万円以下の罰金が科せられてしまいます。

自転車は法律の定めに照らすと「軽車両」、つまり車のひとつに分類されています。悪質な違反は刑事事件として扱われてしまいます。刑事裁判が開かれ、裁判官によって審理され、有罪判決を受けると刑罰が科せられます。

判例

平成23年11月、信号機や横断歩道のない5車線の道路を横断したことで死亡事故を誘発したとして、自転車の運転者に禁錮2年の実刑判決が言い渡されました。

令和4年2月、東京地裁は、飲食宅配代行サービスの配達員が自転車で歩行者をはねて死亡させた事故について、禁錮1年6か月、執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。

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10/31から強化。　イエローカード罰則無　レッドカード罰則無　赤切符検察庁に送られて刑事罰の対象、3年以内に2回以上交付1回6000円3時間の講習　受講しない場合は5万円以下の罰金　略式起訴有。

赤切符（信号無視　遮断機降てる中の通行　一時不停止　右側通行　徐行せず歩道走行　酒酔い運転等　警官の匙加減による。）

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