周南市屋外広告業組合(弘中健児理事長、26業者)が、防火ポスター14枚を作り、市役所北側の駐車場フェンスに掲示している。13日まで。

 いずれも縦1・5メートル、横85センチの塩化ビニール製。家族だんらんの風景や警報器を強調したイラストを描き、今春の全国火災予防運動の県標語「警報器 つけて守ろう 家族の笑顔」などを入れている。

 組合は25年前から、春は交通安全、秋は防火のポスター展を交互に年1回開いている。「子どもと毎朝見るのが楽しみ。火の消し忘れがないか思い起こさせてくれます」と近くの主婦村松久美さん(39)。次男の久総くん(3)とポスターを眺めていた。

 ポスターは展示後、市消防本部に寄付され、地域の公民館などで活用される。
(中国新聞)