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どうもありがとうございます



爆笑



暑いですねぇ。。
皆様、熱中症など大丈夫ですか?



この暑い季節、
エアコンの効いた部屋も悪くないけど、
たまにはこんなお話しは如何でしょう?



本日は、
幽霊は出ないけどゾッとする話を
お届けしたいと思います。










私が新婚の頃の事だ。

私は当時、
二棟平屋建ての道路側の方に住んでおり
隣は小姑夫婦の住まいとなっていた。


嫁入り箪笥を
実家の母が予約してくれていたのだが、

発送当日と言うのに家具が配送されこないので、
気がかりになった私は家具屋に問い合わせて
みたのだが、そしたら家具屋が言うには



私の“”と名乗る男が、
家具を引き取ると言ってきて、

運送屋は自分の方で手配した」と
言っているので

その“”を名乗る男に店員が
家具を受け渡してしまった、
言うのである、


しかし私の夫は、
そのような事をした覚えは
断じてないと言っている。


これは手前共の手違いです!
申し訳ありません」と
家具屋は私たちに平謝りをしてきて
代わりの家具一式を
配送してもらう運びとなった。


しかしそれから後も、
解せない出来事が度々起こった。


ほぼ連日、自宅に
無言電話がかかってくるのだ。

あまりにしつこいので
警察に相談した。

しかし警察もよほど忙しいのか
イタ電ぐらいの事じゃ相手にもしてくれず、

とうとう電話番号を
変える羽目になった。


しかしである。


何処で調べたんだか知らないが、
変更した番号へも

相変わらず無言のイタ電が
かかってくるようになった。

しかも今度は毎日ではない。
4日置きとか1週間に1度の割合になった。


そしてある日、
遂にヤツは言葉を発した。

お前の事、諦めへんよ

たったそれだけだが
それだけであるだけに

また、
そんな言い方が不気味で
怖かった。

あの声は…
もしやあの時のアイツの声では?


私は咄嗟に嫌な過去を思い出し
ゾクッと身震いした。



やはりアイツに
間違いないのではーー!



そう思った刹那に背筋が寒くなった。


私が夫と付き合って間もない頃の事だ。
私はコーポラスに住んでいたのだが、

会社からのいつもの帰り道で、
後を付けられているような気がして
怖くて走って帰ったりしていた。


ちょうどその頃、コーポラスのゴミ置場が荒らされると言う騒ぎが起こったが、とうとう犯人はわからずじまいだった。

交際中の夫も私の身を案じて、夜、見張りにきてくれたが、夫の夜勤の日等はひとりで気を付けているしかなかった。


夫が夜勤の夜の事。
ひとりで部屋で眠っていると、
不意に誰かが私の上に
覆い被さった重さで目が覚めた。


てっきり夫が早上がりして
きてくれたのだとおもい、

あなたなの?

と聞いたのだが…

俺やがな…!

と言う返事の声が
夫の声ではない!


慌てて目を見開いたがスタンドの灯りは消され、
部屋は黒い闇に包まれ、のし掛かっている目の前の人影に目をやるも黒い影に見えるだけで
顔を見分ける事が出来ない。


しかもである。


その何者かに足を絡めとられ、
両腕を押さえつけられて身動きが取れないのだ!

ど、どうやって入ったのっ!?

私は口の中がカラカラになりながら
かすれた声でやっとそう問いただした。

すると黒い人影は、

合鍵を使ってな。

野太い男の声はそう耳元で囁くと、
私の体をまさぐろうとしてもがきはじめた。


だが、その刹那。

えっ!?

確かにその声には聞き覚えがある。

あ、あなたは…」私は叫んだが

私がそう叫ぶが早いか、
男は私をバシッと乱暴に突き放し、
ズボンを引き上げながら、
慌てて逃げていったのである。


それはもう、私が撃退する余裕さえ
ないほどの素早さだった。

私は直後に警察に通報し、
担当刑事が捜査をする事になり
私も調書を取られる事になり

私は担当刑事に言ったのである。

あの男は喫茶店の店員です」と。

その後も捜査は続けられ、喫茶店にも捜索の手が及んだが、あの声の主と思しき店員はシラを切りとおし、証拠不十分のまま店員は店から消えた。


結局警察には何もしてもらえず、
夫も憤慨していたが、結婚する事になり、
あのコーポラスも引き払ったのだった…


それから1年。


出産後、我が子の初参りに夫と出掛けた日、留守中に荷物を預かったと言って隣の小姑が「男の人が訪ねてきて、あなたに渡してくれ言うて、これを置いてかはったよ。」と紙袋を渡してくれたのだ。

手渡された紙包みには、「祝 御出産」
と認めてあった。

中身は普通の産着と新生児用オムツだけで、
不審物等は何も入ってなかった


そしてその日の夜、
私はあの犯行のあった晩の夢を見た。


それはまるであの日のように、
黒い闇の中で黒い人影が
私に覆い被さってくると言う、
まさに悪夢そのものだった。



そして奇しくもその夜の事だ。


最寄り駅で
飛び込み自殺があった。



風の噂では、
どうも自殺したのは
喫茶店の店員…


あの夜の黒い男…

私をレイプしようとした
男であったらしいと…





如何でしょう?
この猛暑の折、
少しは涼しくなれたでしょうか?
だいぶ怖い話だと思いますけどねー。。


え…?
まだ涼しくならない?


ではもっとヤバいヤツを
お見せしましょう。






どうぉ?
涼しくなったぁ??




 


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