■アンパンマンの遺書 (岩波現代文庫) | やなせ たかし

 

三越百貨店で働き始めてからの話。

現在も使われている包装紙のレタリングを、やなせたかしさんがされているというのは驚きました。

 

それ以上に驚きだったのは、西原理恵子さんの漫画に登場されたときの温和で控えめな方のイメージだったのですが、若い頃はずいぶん生意気だったということです。

会社の上司の目の前で内職をしていて、上司よりも年収が高かったらしく、わざわざ上司よりも高級なお昼ごはんを注文していたのだとか。全然イメージになかったのでびっくりしました。(さすがに当時を振り返って、ひどかったと反省されているようでしたが)

やなせたかしさんの新たな一面を見ました。