静岡の友達に、あるポイントでのサーフィンの写真を
日々おさめたblogを教えてもらいました。
そこには、私が大会でよく同じヒートにあたる子の写真が
たまに載っているのだとか。
その女の子を認識したのは2年半ほど前かなぁ。
私が所属しているショップの大会にロングボードかと
思うほど長い板で参加していた。まだまだ初心者ってかんじでした。
なのに翌年の大会ではショートになっていて、
いきなりローラーコースターをバシって決めてきて、
正直ビックリだったんです。「え?1年で!?」みたいな。
その大会はギリギリ私が勝ったんだけど、彼女のコメントは
「私は負けてなかった」って言ってたんだそう。
その後ちょくちょく大きい大会でもあたるようになり
見るたびに彼女は上手くなっていました。実際その大会以来
私はその子に勝ってません。彼女の言うとおりなの。
レギュラーでのボトムターンは深く、その勢いからのリップは
キレがあり、去年に至ってはそれを3発ぐらいしてデカイ大会の
オープンクラスで優勝してました。
今年はスペシャルに切り換えてくるのかも。
彼女はまだまだ若いし、ご覧のとおり負けん気も強く、
センスもあって、相当努力してるんだろうなーって
思いながら、そのブログを閲覧してみると、
男女問わず、キレの有りそうな技の数々が掲載されてた。
その中にたまに彼女のライディングもおさめられてました。
私はその光景に嫉妬すら感じてしまった。
それは彼女がキラキラしながらリップしているからではなく
その環境でサーフィン出来ているから。
コンスタントに波がある地域で、教科書のようにキレイな技の数々、
これを生で見ながら、日々練習してきたんだと。
伸びるのが異常に早いのも納得でした。
この環境の中、波をとるのは難しいだろうし、
彼女の努力は勿論なんですが、
なんだか嫉妬してしまったんです…。
今まで、その子に負けたこところで、意識もしていなかったし、
嫉妬したことなんてなかったのに。
プロの人とかアマのトップの人のインタビューに
よくある質問。
Q:上達するコツは?
A:上手な人とサーフィンすること
DVDでいつも上手な人のサーフィンを見てイメージトレーニングを
してきたけど、実際、目の前に3Dとなって動いてくれるのでは
イメージ力も変わってくると思う。
全日本の練習会場で痛感したんです。
いつもは出来ないことを見よう見真似でしてみたら、
たまに出来たりしたから。
私もそんな環境で日々練習できたら…。
って、嫉妬してても仕方ない。私は私の環境で少しずつでも
伸びていくしかないのだから。