女性プロサーファーとしても、
彼女の文章から伝わってくる人柄でもとっても大好きな、
「萩原水紀」さんのブログにこんな記事が立ち上がってました。
同じ女性サーファーとして、すごく考えさせられ
また、反省しました。
海の中の私、きっと相当ムスっとしています。
私の地元、女の子サファーは3人です。
初心者の頃からメンズに混じって、必死に波に乗ろうと頑張ってきました。
前乗りされることなんて、当たり前。はじめは全然波に乗せてあたらず、
それが納得できないこともあって、もっと上手くなりたい!と
「この子の前乗りは大丈夫だ」、なんて思われないような技術を
見につけねば!とがむしゃらに頑張ってきました。
少し乗れるようになった今でも、男の人に混じってのサーフィンは
女の子にしかわからない苦労がたくさんあります。
嫌な思いをすることも多く、それがきっと態度に出てしまっていたはず。
海に通いつめることで、ローカルの男の子に覚えてもらい
少しは、ほんの少しだけど認めてもらえるようになった今、
今度は無法地帯と化してしまった地元を何とか守ろうと、
ビジターの人に舐めらないように、人を寄せ付けない空気を
ワザと出していたりもします。
私は初心者のころから海の中では、ずぅーっと、
無表情で黙々をサーフィンし、体中の棘を全開にして、
やられまいと抵抗してきた臆病な「フグ女」です。
考えてみれば、ローカルにしたって、ビジターにしたって、
ムスッとサーフィンする女に対して良い感情を待つはずがない。
この人嫌だなって思えば、少々強引なこともされるだろう。
私は、全身に棘をまとうことで、自分で自分の首を絞めていたんだ。
そして、不快な思いもさせてきたのだろう。
小さい自分、に反省。
明日は海で、笑顔で挨拶してみよう。
苦手だと思って避けてきた人にも、笑顔で接してみたら
何かが変わるかもしれない。
大好きなサーフィンだから、気持ちよく頑張りたい。