湘南で開催されたROXY CALLENGEへ行ってきました。


-7月26日(土曜日)6時エントリー開始-


私は金曜日の夕方生放送番組を担当しているので、
どうしても仕事を休む事が出来ない為、金曜日の生放送終了後、
地元から湘南へ車で出発。走ること6時間早朝4時過ぎに到着。


エントリーまで1時間半ほど。寝ると寝過ごす危険があるので
大会会場の辻堂の海で練習することに。


海の中には、右を見ても左を見ても、サーフィン雑誌で
見たことのある顔。アマチュアサーファーのトップを
目指している人ばかりだもん、当たり前かぁ・・・。


少し場違いな不安を感じ始める。


大会が始まってからもみんな仲間同士でテントを張り観戦しながら
コンディションを整える中、誰一人知り合いがいない私は、

駐車場も遠いので車で待機もできず、炎天下にポツリと出番を待ちながら、

心細さを振り払うように黙々波と試合を見つめてました。


きっとエントリー前の練習のときから、勝負は決まってたんだと思う。
完全に気持ちで負けてしまってた。


結果予想どおり1コケ・・・。
冷静に自分の実力を分析すると、この大会でとわたしのベストを尽くして、

ようやく、1ラウンドアップといったとこだろう。

それでも、こういう刺激になる大会の雰囲気を味わいたかったし、

大きな大会にも慣れていきたかった。
が、ベストどころか全く乗れず、いいとこなし。コテンパですよ・・・。


地元から6時間何のために一人で運転してきたのか。


最近ちっとも勝てずなのでますます自信をなくしていると、
私が初心者のときからお世話になっているAZプロから着信が。


辻堂はAZプロのホームポイント。来る前に連絡しておいたので
一人で乗り込んできた私を心配して何度も連絡をくれていた。


結果を聞いた彼女は、私を心配して湘南を案内してくれたり
仲間のプロサーファーや先輩を集め、彼女達が入るような
サイズの波ではないにも関わらず、ヒザ-モモの波に一緒に入ってくれた。


最近負けが続いて落ち込んでいる私に、落ち込んでいる場合じゃない
と教えてくれてたんだと思う。プロサーファーを紹介して、
いろんな話をして私に刺激とパワーを沢山くれました。


「波のない日本海にいるんだからいくらでも家に合宿に来て!
ヤル気のある子はめんどくさくても1週間でも2週間でも面倒みるよ!」
って。


彼女らしい、サバサバした、でも優しい言葉で私を応援してくれました。

あったかいなぁ。このお礼は私がサファーとして成長して
返すしかないじゃない?


「あたしがサーファーとしてくたばる前に、
優勝したりトップサーファーになってよね。
どうしたらそうなれるかは、努力次第だと思います。
普通の努力では普通でしかなく、至らないなら普通以下でしょう。
一緒に違いを見つけて、その壁を越えようね。」


この気持ちに応えたい。


ほんとに落ち込んでいる暇なんてない。
私は負けても負けても、私はそれをパワーにするかいないのです。


ちなみに金曜の夜10時に地元を出た私は大会後、

土・日と日没まで湘南でAZさんたちとサーフィンをし、
帰り道の浜松で力尽き車中泊。月曜の朝イチ潮見坂Pでサーフィンをし、
そのまま、地元へとひた走りお昼11時半に会社に到着。

定時通り仕事に付きました(笑)


タイム計算完璧じゃない!?
身体はクタクタになったけど、サーフィン三昧できました。


このぐらいしないと到底辿りつけないよぉーAZさーん!