私の担当する番組の1つに金曜日のお昼1時~5時までの
4時間をLIVEでON AIRしていく情報番組がある。
その番組の中に週末のイベント情報を紹介するコーナーがあって
私はそのコーナーの原稿を書いている。
こんな片田舎に毎週毎週、電波通してピックアップするほど
大きいイベントが続くわけではないので、ネタ探しに四苦八苦することも。
田舎のお祭りもあれば、小洒落た美術展をピックアップしてみたりネタも様々。
そんな中、印象的だったイベントがタイトルにした
「海洋堂の軌跡」である。
ご存知“オタク”と呼ばれるの皆さんが大喜びする、
造形集団「海洋堂」。この海洋堂の展示が県立美術館に
来ているということでピックアップすることになった。
イベントの内容を電話取材する前にネットで下調べ。
海洋堂ってどんな集団なの??
わぁー・・・
サイトを開いてみると、エヴァンゲリオンや、ケンシロウ、
セーラームーンなどアニメを立体化したフィギュアや
仮面ライダーなどといった特撮もの、そして、動物のフィギュアなどなど
様々な造形物と、造形師たちがずらり。
全くもって私の専門外。ちゃんと原稿書けるかなぁ・・・。
学芸員さんに電話取材してはみたものの、マニアックすぎて8割理解できず。
原稿を書くために調べまくりました。私の頭の中は海洋堂だらけですよ。
エヴァンゲリオンのテーマ「残酷な天使のテーゼ」/高橋洋子が
流れ出すほどに。
古くは模型屋さんだった海洋堂が、マニアによるマニアのために
こだわり抜いたフィギュア制作をする「ガレージキットメーカーとしての海洋堂」
として歩み、アニメや漫画のキャラクターを高いクオリティーで立体化し
圧倒的な指示を集める。
そしてその技術から、お菓子のおまけとしてもブームを巻き起こし
「食玩の革命」とも呼ばれたそうな。
そういえば、チョコエッグ私も学生時代集めてたっけ・・・
おぉ!わたしも立派な、海洋堂コレクターだったんだ!
親しみがわきつつ、フィギュアをまじまじと眺めると、確かにすごいよなー。
アニメのキャラクターをこれだけ正確に立体化するんだもん。
2次元が3次元になっちゃうんだよぉ。すごいー!恋しちゃうわけね・・・。
ちなみにアニメと劇場版の微々たる違いまでも作り分けるのが
マニア流だそうで。こだわりまくりなわけです。
わたしもそこまでこだわり抜いた仕事が出来れば人生変わっていたかも(笑)
ブームになるものにはわけがあるのね。はまっちゃうかも!?
