私はラジオ局の制作部に所属している。担当している番組は2つで、
いわゆるAD(アシスタントディレクター)である。
番組を制作するにあたって、DJ、ディレクター、AD、ミキサーが
1チームになって、企画を考え、それぞれが手分けをして、
音を作り、原稿をつくり、選曲など、放送に必要な準備をしていく。
都会のキー局ともなると、構成作家がコーナーを企画、
DJは喋るだけ、ディレクターは番組の進行、ADは原稿書きやら下働き、
ミキサーは音だしと、より明確に仕事が手分けされているんでしょうが・・・
うちの局はみんな兼任ですよー。
だから、放送後「春からのコーナーどうする?」なんて、DJも含めみんなが
一緒に考えたりして、大変だけど、ある意味団結力があります。
その分人間関係は大切になってくる。
でも放送局って、職業がらか自己主張が強かったり、
個性的な人が多かったり、そう簡単にはまとまらず、
ぶつかっちゃうことも多いのが現実・・・。
DJ、ディレクターの間で悩んだとこもありました。
DJが別の番組でディレクターしてるってパターンもあるのでこれまた大変。
喋り手が喋り手に意見するんだから、スタジオの雰囲気が凍ることも。
個性的な人が多すぎて、理不尽なことで当たられたり板ばさみになったりで、
この時期毎年思うことは・・・
「今年こそは辞めてやるー。」
とはいえ早7年。
結局ここが好きみたいです。
ぶつかりながらも、ここに勤める人達も好き。
制作+喋り手は下は23歳から上は34歳。ほぼ団子状に並ぶ同年代で、
友達でもあり、先輩でもあり、妹みたいであったりと。
そんな中びっくりサプライズがありました。昨日自宅に帰ってみると、
青々と葉を足らす観葉植物+ Happy birthday!と書かれたA4の用紙。
が届いているではありませんか!
その用紙は異様な雰囲気。
ロックバンドGLAYのジャケ写が真ん中にカラーコピー。
その周りには、制作チームのみんなからの
暖かいおめでとうメッセージが書かれていましたぁ。
びっくりびっくりのサプライズプレゼント![]()
昔、そう、遠い遠い昔、GLAYファンだったことを
直隠しにしていたのにバレてる・・・(笑)
ラジオ局は音楽好きが集まる巣。
今となったらネタにするしかありません。
この隠し文章にに気づきました?また直隠しにしてます。
往生際悪いんですー。
お誕生日って、DJさんとかはプロフィールを公開しているから
チームのみんなで祝うことはよくあるけど、スタッフは割りと
スルーなことが多いのでまさにサプライズでしたぁ。
メッセージの中に、
「お誕生日おめでとう!これからもスーパーAD で頑張ってください!
ちなみに、“AD”は『あいちゃんなら出来るよ』の略です(笑)」 と。
うー暖かいなぁ。プレゼントより何より心に染みました。
暖かくて個性的な仲間に囲まれ、常識人aicoは頑張りマース(笑)
