山本ふみこさんの
「おとな時間のつくりかた」を読んだ
思えば、すべての道には
ほんとうは近道などなく、
時間を短縮できないことにこそ
値打ちがあるということも、
なかなか気づけぬものかもしれない。
朝の時間、昼の時間、おとなの時間、
夜の時間、と4章で構成されている。
それぞれの時間に1章ずつ、
1日かけて読み終えた。
仕事の合間の気分転換にちょうど良い。
自分の時間を大事にするひとは、
相手の時間をも慮る。
私の1日の時間の使い方や感覚と、
著者のそれらとのちがい、
同じ部分を比べながら読んだ。
朝晩が少し寒くなってきた秋の日。
天気の良い日に外で読むのに
ぴったりの本だった。
本の装丁もステキで
温かみのある色や素材、
手触りが心地よい。
やっぱり本が好き。
古本屋でたまたま出合った本。
連れて帰ってよかった。