学校の国語の授業は
あまり好きではなかったけど、
国語の教科書を読むのは好きでした。
小学5年生の娘の国語の教科書を
何気なく読んでいると
いい文章を見つけました。
わたしたちが新しく言葉を覚えるときには、
物や様子、動作と言葉とを、
一対一で結び付けてしまいがちです。
これは言葉の意味を
「点」として考えているといえます。
しかし、言葉の意味には広がりがあり、
言葉を適切に使うためには、
そのはんいを理解する必要があります。
つまり、母語でも外国語でも、
言葉を学んでいくときには、
言葉の意味を「面」として
理解することが大切になるのです。
英語を学ぶとき、
この英単語は、日本語のこの単語と同じだ
として教えてもらうことが多いですね。
まさに1対1
ある英単語=ある日本語の単語
ではなく、その英単語が示す意味の範囲を
しっかりと学んで理解することが大事だなと思います。
他にも、国語の教科書には
重松清さんの物語がありました。
「カレーライス」
反抗期というか
素直になれない時期の子供の感情が
うまく描かれていました。
たまには親が教科書を読んでみるのも
おもしろいかもしれませんよ。