何かをやりたい、知りたい、
と思った時点で、人は変わる。
まだ何もしていなくても、
そう願った瞬間から、
それまでいた場所から
少し遠くへ進んでいる気がする。
青山美智子さんの「木曜日にはココアを」の
続編を読みました。
前作の主人公たちが
マーブル・カフェで出会う前の物語。
登場人物
・マーブル・カフェの店長、ワタル
・仕事人間の朝美
・幼稚園の先生、えな
・先輩の泰子
・新婚の理沙
・金婚式を迎えた夫婦
・緑好きの画家
・ラルフ
・翻訳者のアツコ
・文通相手のメアリー
それぞれの視点で描かれています。
「好き」を素直に感じるだけで、
体中が満たされる。
感想
前作に引き続き、温かい物語
読んでいると心地よくてリラックスできました。
今回は絵本のようで
全ページにステキな絵が描かれています。
普段、本をあまり読まない人でも
絵本感覚で読むことができる本です。
前作はこちら↓
表紙の写真
本の表紙には登場人物の特徴をよく捉えた
ミニチュアたちがいます。
ミニチュア作家、田中達也さんの作品だそう。
少年時代に鉄道模型に憧れていたけど
高価で買えず自作していた。
その経験が今に生きている。
彼のインスタグラムで
ミニチュアを使った写真が
毎日更新されています。