ニュースやSNSに疲れたときは
心が温まる本を読むといい。
「ツバキ文具店」は
まさにそんなときにぴったりの本だ。
STORY
鎌倉にある小さな文具店。
代書屋もしていた先代に
厳しく育てられた孫の雨宮鳩子。
先代の亡き後、
家業を継ぐことにした。
夏からはじまり
秋、冬、春と続く物語。
感想
読んでいる間、
時間がゆったりと流れていくのを感じた。
離婚のお知らせを手紙にしてほしい人、
イタリアに住む女性と文通していた先代。
様々な人との出会いを通じて
成長していく主人公の物語は
読んでいて心地よかった。
情景が目に浮かぶような描写、
そしてやっぱり料理の描き方が
小川糸さんはピカイチ!
おいしい料理が食べたくなりました。
続編も楽しみです。