ビオレタ

 

スペイン語でスミレという意味がある。

 

最近読んだ小説の

タイトルが「ビオレタ」だった。

 

「今日のハチミツ、あしたの私」を

読んでファンになった寺地はるなさん

 

 

今日のハチミツ、あしたの私 (ハルキ文庫)

 

 

その後に

「ガラスの海を渡る舟」も読んで

 

ガラスの海を渡る舟

 

 

今回の「ビオレタ」で3冊目

 

 

ビオレタ

 

 

最も印象に残った部分は

 

自分にとって、一番大事なものを

ちゃんと知ってるってこと。

 

お母さんは、それが

「一人前」ってことだと思ってる。

 

 

Story

 

婚約者に突然振られて

道端で号泣していた妙(たえ)

 

彼女に声をかけ、

自分の雑貨店で働かせることにした菫(すみれ)

 

見た目も性格も正反対ともいえる2人が出会い、

交流することで変わっていく

 

感想

 

人が何気なく言った一言で

傷ついたり嬉しくなったりするもの

 

同じ言葉でも

誰が言ったか

どんな場面で言ったか

そのときの自分の状態など

いろんな要素で受け取り方は変わる

 

私自身、最近夫から指摘されたことがあった

夫は私にただ質問したかっただけなのに

私は批判されているように聞こえた

 

確かにそのときは

イライラしていることが多く

誰かに何か言われると

その全てが気に入らないと感じるほどだった

 

いろんな面で「余白」がなく

いっぱい いっぱいになっていたみたい

 

 

 

 

 

人を傷つけないよう言葉えらびは大事

でも、よく考えたつもりでも

自分が発した言葉が

相手にどう届くかは100%わからない

 

誰かに何か言われて

傷ついたり落ち込んだりしても

相手はそんな意図なんてないことも。

 

なるべく中立に受け取れる状態で

いたいと思う。