公式サイトで「1分で読める洋書レビュー」の新しい記事を掲載しました。
今回ご紹介している洋書は
Addicted to The Monkey Mind
猿のように、見たものに対してすぐに反応するモンキーマインド。
自分の問題の原因は、他人や状況にあると考える。
何かが上手くいかないと、人に怒ったり、八つ当たりしたりする。
それに対して、一歩下がって状況を客観的に見ることができる観察するマインド。
自分の問題も感情も自分がコントロールできるもの。
他人はコントロールしようとしない。
私たちの多くが、子供の頃からプログラミングされてきた、
モンキーマインドの声を聞いて、すぐに行動に移してしまうことから、
人間関係のトラブルに陥りやすいと言います。
特に、パートナーや親との喧嘩の原因は、
このモンキーマインドについて知り、観察するマインドへと変化していくことで、
解決していくことができる、という部分が印象的でした。
私もこの本を読んで、夫や親との言い争いになる前に、
客観的にその状況や相手の言動を見て、
自分の言動を変えることができるようになってきました。
実際、夫には、なんだか私が穏やかになったと言われるほど。
人間関係、パート―ナーとの喧嘩が多いなど、
お悩みの方には、ぜひ読んで欲しい本です。
エリザベスとケビンという2人の主人公が、
著者のカウンセリングを受けながら、モンキーマインドを自覚して、
観察するマインドを持つようへと変化していきます。
読者は本を読みながら、
著者のカウンセリングを受けているような感覚になります。

