フィンランドの教育はすごい!
と聞いたことがある人は多いかもしれません。
こんな動画を見つけました。
フィランドでは、1年生の場合で週に20時間学校で勉強をします。学年が上がるにつれて、授業時間は増えるものの、ヨーロッパの国ほど多くはないと言います。
カリキュラムは一人一人の教師が決めます。授業の進め方、内容、パソコンなどテクノロジーをどれだけ使うかも教師にゆだねられています。生徒は国の試験を受けるものの、どの学校の成績が良いというような比較はされていないようです。
授業料やテキストが無料であるように、お昼ご飯も無料で提供されます。バイキング形式で、好きなものを好きなだけ食べることができます。食べ終わったら、食器やトレーを一人一人が指定の場所に持って行き、片付けます。
食後はお昼休みで、生徒は外に出て遊んだり、自由に休み時間を過ごします。寒い冬や天候の悪い日には、屋内で遊べるように、卓球やビリヤード、プレイステーションまであります。
この動画を見て感じたのは、教師がカリキュラムを決めるというほど、その能力が信頼されているということです。詳しくは動画の中で言及されていませんでしたが、おそらく教師になるために、しっかりとした選考プロセスもあることだろうと思います。そして親は教師を信頼し、尊敬し、子供の教育をまかせることができます。
今の日本では、カリキュラムは現場から離れた人たちが作成し、新学習要領などと、新しい内容が打ち出されるものの、現実的でなかったり、現場の教師の声があまり反映されていなかったりということが多々あるように思えます。
私も小学生の子供を持つ親として、日本の今の教育には不信感や、不満などがあり、教師や学校に子供の教育を完全にまかせるということができていません。日本がフィンランドのように、教師一人一人にカリキュラムをまかせるということはできないとしても、何かしらもっと大きな改善が必要だと感じます。
興味のある方は、ぜひこの動画を見てください。