12月の洋書は

brain rules 脳のルール

 

 

脳の本と聞くと、なんだか難しい単語や説明がたくさんあって読みにくそう?

いえ、違います。

 

この本は脳の仕組みについて専門用語だらけの説明ではありません。

日常生活で誰もが不思議に思う脳のこと、脳とエクササイズや睡眠、ストレスとの関係などについて書かれている本です。そのため使われている英単語は難しくなく、文章も読みやすいです。

 

文字の大きさやレイアウトも非常に見やすくて、読んでいて全く苦になりません。

今年、私が読んだ本の中でも上位になるぐらい気に入っている本です。

 

今日は1章目をご紹介します。

ルール#1はこの本の導入のようなものでした。

 

#1 The human brain evloved, too 

(人間の脳も進化した)

 

エクササイズをする人は、ずっと座ったままの人よりも、長期的記憶や問題解決の力が優位になるそうです。私は仕事柄、パソコンに向かって仕事をすることが多いので、家事で家の中を歩きまわってはいるものの、もっと意識的に運動しないといけませんね。

 

In one study, a 26-minute nap improved NASA pilot's performance by 34 percent. 

ある研究で、26分間の昼寝が、NASAパイロットのパフォーマンスを34%向上した。

 

昼寝の大切さとその効果についてはよく言われることです。

でもこれほどまでに向上するなんて、職場でも学校でも昼寝を取り入れるのがよさそう!?

 

他にはストレスを感じている脳は、そうでない脳に比べて効率が悪い。

それはそうだろうと納得の文章でした。

 

ストレスを感じていたら、そのストレスの源となるものがずっと気になるだろうし、何かをするにしても集中できないと思います。自分が何にストレスを感じるのか、ストレスに感じるものを排除する(無理なら減らす)、ストレスに感じたらその日のうちに解消できるように好きなことをするなど、ストレスと上手に付き合うことも大切ですね。

 

次回は

rule#2 Exercise boosts brain power 

(運動は脳の力を高める)

 

お楽しみに。