7月の洋書、Outliersをもうすぐ読み終わります。

今日はChapter8: Rice Paddies and Math Tests 田んぼと数学の試験

 

Asian children learn to count much faster than American children. 

アジアの子供たちは、アメリカの子供たちよりも、数を数えられるようになるのがずっと早い。

 

The number system in English is highly irregular. 

Not so in China, Japan and Korea. 

They have a logical counting system. 

 

英語での数の数え方はかなりイレギュラー。

中国や日本、韓国とは違う。

彼らには、論理的な数え方のシステムがある。

 

田んぼを管理して、収穫して、また次の作物を作るという作業には、たくさんの時間と労力がかかります。そのような作業をする国や文化では、椅子に座り、じっくりと問題の答えを考えるよう集中しようとする意識もあるから、数学の試験で良い成績が出る。というのが著者の考えでした。

 

 

Chapter9: Marita's Bargainでは

 

ある調査で、貧しい家庭では、夏休み中にリーディング力や算数の力が落ちてしまうことが発見されました。

 

When it comes to reading skills, poor kids learn nothing when school is in session. 

リーディング力という点で、貧しい子供たちは学校がない時に、何も学びません。

 

中流階級や、裕福な家庭の子供たちは、習い事に行ったり、親が何かしら子供に学ばせる環境があるので、夏休み後にもそれほど成績は変わらないそうです。

 

 

The school year in the Unites States is, on average, 180 days long. 

The South Korean school year is 220 days long. 

The Japanese school year is 243 days long. 

 

アメリカ合衆国の学年の平均は180日間。

韓国の学年の平均は220日間。

日本の学年の平均は243日間。

アメリカと日本を比較すると、学校に行く日数がこれほど違うんですね。

日数が長いことは良いとは思わないし、もっと休みがあっても良いかなと思います。

でも、学校に行っている日数が多いことで、貧富の差で教育の差がでるということが少ないのかもしれません。

 

この章の最後に

 

A society that provides opportunities for all. 

みんなにチャンスを提供する社会

 

という言葉がありました。

 

成功者は生まれつき決まっているのではなく、個人の努力や環境、チャンスが関係してくると著者は言っていました。だからこそ、みんなにチャンスを提供する社会が大切です。