今月は、21 Lessons for the 21st Century を読んでいます。

毎日1章ごとに、心に残った文章や、感想を書いています。

 

The last thing a teacher needs to give her pupils is more information. 

教師が子供に最も与えるべきでないのは、より多くの情報である。

 

People need the ability to make sense of information, to tell the difference between what is important and what is unimportant. 

人々はどの情報が大切で、どれが重要でないかを区別する力が必要だ。

 

先生が話すのを、生徒がずっと聞くという昔のスタイルから

日本の学校もだいぶ変わってきました。

それとは反対に、詰め込み式にしないようにとの考えから、

あまりに速度がゆっくりすぎの場合もあるように思えます。

 

著者が言うように、大切なのは教師が生徒に情報を与えたり、大人が子供に情報を与えたりするだけでなく、情報をどうやって活用するのかを教えてあげることだと思います。

 

Most important of all will be the ability to deal with change, to learn new things, and to preserve your mental balance in unfamiliar situations. 

最も大切なことは、変化に対処する力、新しいことを学ぶ力、

そして不慣れな状況で精神的なバランスを保つことである。

 

これまでの章でも著者が述べていたように、これからAIや自動化が進んでいく中で、変化に対応できる力や柔軟性が求められることでしょう。

 

そんなときに、どれだけ知識や情報を持っていたとしても、そういったものを活用したり、常に自分自身も変化や成長をしていける精神的な強さがなければ生き残っていくのは難しいと思います。