今月は、21 Lessons for the 21st Century を読んでいます。

毎日1章ごとに、心に残った文章や、感想を書いています。

 

平等とは何か。

 

The richest 1 percent owns half the world's wealth. 

裕福な1%が世界の富の半分を所有している。

 

これまで平等を目指して、男女の差や貧富の差など、様々な差が埋められようとしていた。

完全な平等を成し遂げられないまま、これからはもっと差が広がっていくことが予想される。

 

昔、今、そして将来で最も価値があるとされているものは変わっている。

 

大昔は、土地。

現代は機械や工場。

そして21世紀はデータ。

 

昔、土地が最も価値があるものとされていた頃、その管理をする経験を積んでいった。

例えばフェンスをする、土地のメンテナンスをするなどのように。

 

これからはデータを同じように管理していく必要がある。

今はまだその経験値が少ない。

例えば、無料のものやサービスをもらうために、個人情報を簡単に渡してしまうなど。

もっとデータや情報の価値を見直すべき。

 

データを多く所有しているGoogleやFacebookなどは、私たちのデータをたくさん所有している。

個人の興味や好みを、その人以上に把握していることもあり得る。

 

広告よりも私たちの注意を引き、物を売ることが容易にできる。

むしろ、物を選んだり、買ったりの権限は、人間からアルゴリズムに移行している。