重要なことは、何を遺伝下かということではなく、幼い頃に与えられたものをどう使うかということである。
遺伝のせいにしたり、親が○○だから私もこうなったんだ。と遺伝を言い訳のように使ってしまうことがあると思います。
でも本当は遺伝子だけで全てが決まるわけではないし、環境や経験、努力などで成長していきます。
遺伝を言い訳にせず、日々成長していきたいものです。
感情コントロールは感情を抑えることとイコールではない。
感情コントロールが苦手な私は、ここを勘ちがいしていました。
感情コントロールをすることは、感情を抑えることだと思っていました。
だから抑えがきかなくなって爆発してしまいます。
コントロールしようと思ったら、抑えるのではなく、どうやって発散するか、どうやって伝えるかが大事です。
人間は自分自身の人生を描く画家である
この本の中で最も心に残ったのはアドラーのこの言葉です。
誰に決められるでもなく、自分の人生は自分の選択で作っていくもの。
「感情を整える アドラーの教え」というタイトルにひかれて購入し、読みました。
アドラー心理学はこれまでにも見たことがありますが、この本はそれを分かりやすく説明しています。
感情コントロールをしたい、怒りの感情にどう対応したら良いか分からないなどお悩みの方にお勧めの本です。
★「感情を整える アドラーの教え」 岩井 俊憲