一人暮らしの時や結婚しても夫の帰りが遅かった頃は、自分の時間を十分とることができました。むしろその時間が長すぎて寂しく感じることもありました。

 

出産してからは自分の時間がとれるのは早朝もしくは子供が寝てから。

早朝と言っても朝早く起床する娘なので、私が相当早起きしないといけません。

子供が寝てからは夫婦で会話をしたり、家事を済ませていると、あっと言う間に寝る時間。

 

なかなか自分の時間がとれないとしばらく悩んでいた時期がありました。

夫は一人の時間はそれほど不要なようで、夫婦の時間、家族の時間を大切にする人。

 

私にとってそれらの時間ももちろん大切ですが、やっぱり一人の時間も必要です。

人によってどれぐらい一人の時間が必要かはきっと違うのでしょう。

 

「女性のキャリア」という研修に参加したとき学んだのは、働く女性の多くが仕事も家庭もバランス良くこなそうと思うが、時間は限られているということ。

 

何が自分にとって大切かを考え、優先順位をつける。

全て完璧にこなそうとしないこと。

 

家事などやらなければならないことは効率的に済ませる。

通勤時の車の中で好きなポッドキャストを聴く。

仕事前や休み時間に読書をする。

 

考えてみると、細切れではあっても、自分の時間は作り出すことができます。

まとまった時間はとれなくても、限られた時間の中で自分の好きなことをする時間を大切にしようと思えるようになりました。

 

時間の長さではなく、質の良い自分の時間を過ごすことができたら、家族や夫婦の時間ももっと楽しく充実したものになるはず。