”回り道をして生きてきた人のほうが人間的な厚みがある”

 

この本の中で一番印象的だった言葉。

 

私はこれまでの人生、ほんとに回り道ばかりしている気がします。

だからこの言葉が印象的だったのでしょう。

 

ヤマアラシの夫婦の話も良かった。

とげがいっぱいのヤマアラシは夫婦で近寄ろうとするとお互いに痛くなってしまう。

だからどうしたら痛くないか加減しながら、お互いに良い距離感を掴んでいく。

そんなお話でした。

 

私も夫とケンカして意見をぶつけ合い、そうやってヤマアラシのように心地よい距離感をつかんでいるのかなぁなんて思いながら。