三ヶ月前に生まれた子犬三匹のうちの一匹が
貰われていくことになって、
不覚にも、大泣きしてしまった。
貰われて行くことが決まった前夜のことである。
悲しくなる予定なんて、全然なかった。
もちろん彼女を取り上げた瞬間から、だいじにだいじにしてきた。
でも彼女、(仮の名前、ウーちゃん、ミニュチュアダックスとジャックラッセルテリアのミックスで茶色と黒、なぜかビーグル似!)は、いちばん吠えたし、
キツイ性格だし、母犬もとくべつにウーちゃんだけに、噛み付いたりしていた。
もう会うこともないと思ったら、突然別れが辛くなった。
泣きながら、最後だと思って、ウーちゃんを抱っこすると、
ウーちゃんがくれた可愛くて楽しい記憶がたくさんたくさん蘇った。
私の涙をペロペロ舐めたウーちゃんから伝わってきたのは、
「私は大丈夫よ、新しい家族のところに行かなくちゃ」
だった!
よっぽど私より賢く、割り切っている。
未来を察知する能力というか、運命を感じる才能は、さすが、
もともとオオカミ?である。
実は私もすでにウーちゃんが幸せになる運命だと、感じてはいた。
今年の1月にビーグルを亡くした方が、ウーちゃんの写真だけ見て
ウーちゃんをぜひ欲しいと言ってくれたのだ。
次の日、ウーちゃんの新しい家族がウーちゃんを連れにやってきた。
ウーちゃんは、その人に抱かれると、初対面とは思えないなんともいえない表情をして、もう、こちらを振り返ろうとはしなかった。
OUCHI・・・
「E.T」が宇宙に帰って行くときの、
「ET」を送りだすときの、エリオット少年の気持ちと
同じだと思った。
ウーちゃんがもっともっと幸せであるために、今、ByeByeしなきゃ。
短い時間だったけど、一緒にいてくれて、ありがとう。
でも、とてもとてもOUCHI
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