アスパラガスのリゾット。
お客様は神様です!…ってことは、『お客様の声』は『神の声』ってことでしょうかね?
近所のスーパーの『お客様の声』コーナーが地味に面白いです。
「店員さんが重い荷物をサッカー台まで運んでくれて、とても助かりました」とか「レジの人が仏頂面で感じが悪い」とか普通なものに紛れて、結構すごい文章が紛れています。
「最近レジの○○さんは、心ここにあらずといった感じです。何かあったのでしょうか?」とか「エビフライを買ったらほとんどが衣でした。ご飯のとき貧しい気分になりました」とか…もはや、『声』というよりは『ぼやき』です。
そして、そのぼやきにちゃんと一つ一つ丁寧に答えて張り出すこのスーパーさん。プロフェッショナルだ。
おいらが高校のときバイトしていたお総菜屋さんにも『お客様の声』システムがありましたが、バイト仲間で自分たちに都合の悪いものは握りつぶし、自分たちで「○○さんの笑顔に元気をもらいます」とか都合良いことを書いて投函してました…ま、若気の至りってやつです(笑)
で、そんな丁寧なスーパーさん。これが欲しい、あれが欲しい、と『お客様の声』でリクエストをすると色々検討してくれるみたいです。
が、本日小学生低学年ぐらいの子の文字で「しゅんぎくのてんぷらがたべたいです」と書かれた紙が張ってありました。その歳にして春菊のてんぷらをスーパーにリクエストする渋さにグラっときましたが、その返答にこれまたグラっときました。「今冬の天候不順のため、春菊の市場価格が安定しておりません。当店といたしましてもお客様のご要望にお答えしたいのですが、そういった事情もありなかなか難しいというのが現実です。そこのところをご理解いただければ幸いです。」…って、丁寧なのはわかるけれど、それがすべてをひらがなで書いてしまうような小学生に対する解答ですかい?もっと、やんわりと「ごめんね~」的に断れば良いのに…春菊のてんぷらが食べたいという幼き少年の純粋な思いを、夢も希望もない大人な事情を持ち出して壊してしまうなんて(汗)
う~ん、シビアだ…この不景気を前にしては『神の声』も敗れ去る…世の中神も仏もいないのか?
強く育てよ、少年。
さて、本日は春色リゾット~
アスパラガスのリゾットです。
日本ではアスパラガスのシャキシャキを好む方が多いですが、じっくり煮ると甘みがぐ~っとアップするんですねぇ。なので、ご飯と一緒に煮ていきます!…でも、欲張りなおいらはシャキッとしたアスパラガスも食べたい…
ので、半分は香ばしく焼くのがポインツ!
アスパラガスのワン・ツー攻撃にノックダウンです(笑)
また、アスパラガスの緑とベーコンのピンクが春~な感じで見た目も美味しいですねぇ。
暖かくなってきたし…春を先取りしちゃいましょう!是非~
『アスパラガスのリゾット』
☆材料(2人分)
アスパラガス 5本
米 100
ベーコン 2枚
たまねぎ 1/2個
にんにく 1片
オリーブオイル 大さじ1
バター 大さじ1
白ワイン 50cc
固形ブイヨン 1個
お湯 適量
パルメザンチーズ 大さじ2
塩・コショウ 適量
パルメザンチーズ 適量
☆作り方
① アスパラガスは根元の硬い部分を落とし、根元から1/3くらいまで皮をむく。長さ半分に切り、下半分は約5mm幅の輪切りに、上半分は二等分にする。
② ベーコンは5mm幅に切り、たまねぎ、にんにくはみじん切りにする。
③ フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れて火をつけ、香りがたったらたまねぎを加え、軽く塩を振って甘みを出すようにじっくり炒める。
④ ③に輪切りにしたアスパラガスとベーコンを加えて炒め、火が通ったらバターを加え、バターが溶けたら米を入れ、米粒が透き通るまで炒める。
⑤ ④に白ワイン、固形ブイヨンを加え、米がかぶるぐらいまでお湯を加え、全体を軽く混ぜ、お湯を足しながら煮る。
⑥ フライパンにオリーブオイル大さじ1/2を熱し、二等分にしたアスパラガスを入れ、塩・コショウを振って軽く焼き入りがつくまで香ばしく焼く。
⑦ 米がアルデンテに茹で上がったら、火を止め、パルメザンチーズを加えて、全体を混ぜ合わせ、塩・コショウで味を調える。
⑧ リゾットを器に盛り、⑥のアスパラガスを乗せ、パルメザンチーズを振れば出来上がり!…いただきます♪
本日、今年の初うどを食べました~春だぁ。
初物なので味噌マヨネーズでワイルドに丸かじり!…で、ふとお行儀が悪いことに足を前に放り出してみた。
うん、なんか笹を食べるパンダみたいだ。
よ~し!なんか流行に乗ってるぞ!!(笑)
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