実家からいつも沢山のふるさと便を送ってもらっていた。

日本に住んでいなくても、不自由なく日本食が食べれる程、
いつもいつも心遣いを沢山送ってもらっていた。
それに更に甘えている私は、
ネットショッピングでの品物を実家に送って、それをふるさと便に入れてもらっていた。

いつもいつも、送料と手間を沢山かけて送ってもらっていた。

母は、原発の件でしばらく荷物がおくれないだろうけど、大丈夫?って何度も聞いてきた。
おばーちゃんは母を通して、えーちゃんの初節句の物が送れないよー。と何度も言ってきた。
父は夫に好物の地酒を送るように買ったけど、今回の件でお神酒にした すまないって謝ってきた。

スカイプのカメラの向こうで一生懸命にえーちゃんをあやして笑わそうとしている姿には言葉が出ない。
これから春になったら、今回の地震で家の修理が必要だ。
妹の大学進学も無事に決まった。
弟も結婚話も出ている.

『いるまでもあると思うな 親と金』
いつまでも甘えていちゃいけない、

日本に住まないってことはそれなりの不自由を覚悟していたつもりだったけど、
そうではなかった。

『あると思うな 親と金』
いつまでも甘えていちゃいけない、
早くえーちゃんに会わせてあげれるように、ここに招待できるだけの力を養いたい!

もうすぐココにきて三年が経つ

何も形になっていない事には焦るけど、
養う力強化でがんばる。

えーちゃんよ、かーさん頑張っておじいちゃんと、おばあちゃんに早く会わせてあげるからね!
そして 子守りも頼むからね!

って、やっぱり
甘えてしまうのだろうか、、、


そんなことを、実家から送ってもらったお稲荷さんの皮でお稲荷さんを作りながら考えた夜
好物でしょっていつも送ってもらっていたから、日本食材屋さんで高い料金払わなくて済んでいた。