36週と4日で妊婦生活に終止をうった 11月22日

ちょっぴり駆け足で出産を振り返ってみようと思います。

11月21日 夫の親戚がマイホームを購入したというので、お祝いを持って遊びに行ってきた。
彼らは7月に可愛い娘さんが産まれたばかり、私達の子と同学年。
私の出産が近いという事で、その日の話題は彼らの出産経験談や育児についてだった。
冗談で
「明日産まれるかもねー」なんて笑ったりしていた。

20時過ぎに家に帰ってきて シャワーを浴びてパジャマに着替えると、
『おや? ズボンが、、、上がらない、、、お腹が下がってきた!』と発見

あーお腹が下がってきたのかー
あと2週間位で産まれるかも。ってのんきに思いながら 22時頃ベットへ入る。

11月22日 いい夫婦の日
am1:30
いつものトイレに起きて用を足してベットに戻る。
横になると同時位で ジョボジョボジョボー!って水が!

え!!!!!  え?

慌ててトイレにいき、 ジョボジョボーが落ち着いてから確認するとピンク色!


え!!!  破水?


ほんの数時間前、親戚の家で冗談にも明日かもって笑っていたのを思い出して
いやいやいやいややー これは現実?と疑ってしまいそうになった。

とにかく、夫を起こして状況を説明するもピンと来ないようだ。
そりゃ、寝ぼけているのか?信じ難いのか 両方のようだったが、
ハッと!目が覚めたらしい。
急いで着替えている姿がそう物語っていた。

病院へ☎をしながら 入院バックの最終準備
家にあったフルーツ(バナナ オレンジ)を袋に詰めてたりね ←食べ物大事!

お腹の子大丈夫かなって心配でイッパイでドキドキして手に汗をかいたりしてきた。
病院では 破水だけで陣痛が無いなら明日の朝まで様子をみてまた連絡してって言われたけど、
いやいやいやー陣痛無しで破水したら病院でコントロールするようにって両親学級で言われましたって粘ったら
「一度家に帰る事になるだろうけど、いらっしゃい」とOKが出たので、タクシーをよんで病院へ

am 2:40
病院に着くとすぐに小部屋で 胎児の心拍数や陣痛の数値を計るベルトをはめる。特に問題無し!
ちょっと安心したのも束の間、私の血圧測定へ。

血圧を測ったナースさん 
「あらこの血圧計 おかしいわね。別な物を持ってくるわ」と行って別な物を持ってくる。

再度トライ
ナース「あなた 血圧で問題とかあるの?」
私「いいえ、健診では至って正常だったよー」
ナース「そう、別のナースにもう一度計ってもらいましょ」
別のナース「160/100よ」と、、、
私「、、、急な破水でビックリして血圧が上がったのかも!」と言ってみる

ナース「気分はどう? 頭痛とかしない?」と問診が始まる
ナース「今日は帰れないわよ、このまま入院。これからドクターにもみてもらうからね」って

こうしてあれよあれよと手首に患者バンドつけられたり 病室を移動したりと入院の準備が進んだ。

am3:45
病室で病着になり、また血圧測定
病室にはベットが2台あり、夫と私、眠れないだろうけど横になって休む事になる。

am4:00ー6:00
血圧測定後にドクターによる検診&エコー
ベルトをしてお腹の子の心拍、陣痛チェック

破水しているので 朝まで待って陣痛が来なかったら 陣痛促進剤を点滴して産みましょう!
血圧が一向に下がらないので、今から降圧剤飲んでもらいます!

診断材料が無いから断定はできないけど、妊娠高血圧症候群 疑いと診断され
とりあえず横になって休んで!と言われる。
横になるも、、、お腹は正直空くもので、、、

早めの朝食をお願いして 最後の晩餐とばかりに食べた(サンドウィッチとヨーグルト)

am8:00
依然として超微弱陣痛のみ。感覚もまちまち
ドクターによる子宮口のチェック 3cm 
血圧も薬がきいたのか 130/90まで下がる

ドクター「よし! 今から産むから! もうすぐ会えるわよ!」の一言で初めて出産する実感が湧いてきた。

am9:05
分娩室へ移動

am9:20
血圧測定 160/100
また上がってきているが 下が100を超えなかったので経過観察

am9:45
陣痛促進剤 開始
お腹の子の 心拍をとる為子どもの頭へ器具を取り付ける
(これがにより 子どもの頭がどこむいているとかまでわかるらしい)
お腹にベルト装置して陣痛をチェック

am10:50
血圧測定
155/105
2度目の降圧剤投与

am10:30
子宮口 4cm
だんだんと腰が重くなってくる感じ
陣痛がくる度に歩行器を支えに立ち 深呼吸で痛みをごまかす

am11:00
陣痛自体は30秒位で消えるんだけど、生理痛のように腰がおもーくだるい
腰に暖かいパックを当ててもらったり、さすってもらったりして、痛みを増す陣痛をごまかす
子宮口 5cm

pm12:00
血圧測定
130/95

子宮口 6cm
さすがに歩行器では疲れたので、ベットの背もたれを立てて そこに膝立ちでのっかかる体勢へ変更
ナース達皆様にお尻をむけて 失礼 笑
もういい加減痛みを深呼吸ではごまかしきれず、笑気ガスをお願いする。
一度吸っただけで 頭がぼーっとくらっとくる位 効果絶大で痛みが遠のいた

pm13:05
血圧測定
155/105

pm13:15
子宮口 8cm
もうさすがに、、、痛い
骨盤が割れるような、何とも言えない腰の痛み
息を吐く時思わず、、、あーーーーと言ってしまう。

pm14:00
子宮口 10cm
いよいよここから!
子宮口が開いたのでココから力むわよーと助産師さんからかけ声が。
やっと力めると嬉しかった。
背もたれは立てはままで、前向きに体勢を変えて
陣痛がくる度 りきむりきむ
痛い 痛い 痛い
身体をよじってしまう程の痛み
もう、痛い 痛い
時にはエビぞりになるほど
痛い 痛い 痛い

どうやら 陣痛の強さが足りないようで 
なかなか 出てこない 我が子

pm14:54
血圧測定
170/100
3度目の降圧剤投与

pm15:15
陣痛促進剤 を追加
もう痛くて、痛くて、
陣痛の度に あーーーーーと声が 叫び声となる

pm15:50
横向きに体勢を変えましょうと勧められて 体勢を変える。
力む時 口閉じて!とアドバイス

pm16:00
陣痛とともに力んだら 頭が出てきたようで
それが出口で出きらずに留まり
 陣痛よりも何よりも痛くて 早くその痛みから逃れようと陣痛無視して力もうとしたら止められ
次の陣痛がくるまで
思いっきり日本語で痛い、痛い、痛いって言い続けた。

pm16:01
念願の次の陣痛でちょっと力んだだけで

ツルって!

産まれた!!!
えーちゃんの誕生!!!

産まれてきてからすぐ位に
「オギャーーーーーーー」ってあの叫び声!!!
と、同時位に真っ赤な我が子が目に入ったら 涙が溢れてきた。
やっと出てきたというスッキリ感
無事に産まれたという安堵感
、、、
あれほど痛かったのを一瞬で忘れるほどの 感動だった。

隣でずっとサポートしてくれた夫も涙涙
私のホッペに手をあてて
「がんばったね」
って言ってくれた時に  また更に、涙がこぼれてきた。

そうこうしている間に赤子が私のお腹の上にへその緒を付けたまま
低体温防止の帽子をかぶって
ピョコって乗せられ
初めてのご対面!
もう、ちっちゃくて、ちっちゃくて、
会いたかったよーとまた涙しながら ホッペをつついてみた。
それから、
誰も教えてくれないので夫に確認してみる
「男の子? 女の子?」ってね。

待望の男の子
念願の男の子

10ケ月 どっちだろうってわくわくした性別が判明した時でした。

いよいよ一大イベント
夫によるへその緒カット!
母と子を切り離す瞬間 笑

チョキン

無事に完了!

それから後産だったり処置だったり助産婦さん達はまだまだ働いてくれているんだけど
処置の痛みとか何も感じず
もう私達は我が子に夢中、手の指を数えたり、ホッペつついたり
喋りかけたり、ホッペつついたり していた。

一通り処置も終わって分娩ベットから通常のベットへ移動

すると、さっそくえーちゃんは口をパクパク
おっぱいを探しているようだったのでナースに手伝ってもらって
おっぱいをくわえさせたら
『チュパチュパ』って本当に必死の様子で吸い始めてビックリした。
お乳が出ていたのかどうかはわからないけど、その一生懸命の姿にまた感動して涙。
どうやら涙腺も子宮口と一緒に10cmぐらい開いてしまったのかな。

一通り落ち着いたら、そのまま家族3人にしてくれて、
その間に軽食サービスを頂き(サンド 、サイダー、お茶)
お腹も満たされ人心地

それからどのくらい経ったのかな?
ナースさんが来て、えーちゃん初の測定
早速我が子は オシッコという名のシャワーをナースとパパに浴びせたそうです。 笑
その間に私はシャワー浴びるようにすすめてくれたので 本当のシャワー浴びを(イスに座って浴びる約束をする)

どうやらえーちゃんの体温が規定の36.6度を満たしていないという事で
カーさんのお腹からパパのお腹へバトンタッチ
体温が上がらないと分娩室から出られない!!

pm22:00すぎ
やっとえーちゃんの体温が規定を満たしたので、病室へ移動
ほっとする

出産後6時間余りも分娩室に居たようでびっくり!

出産当日に高血圧を発見!という好ましくない展開で
ダメダメ妊婦の私はどうやら どこかで油断をして血圧をあげてしまったようだ。
そんなダメダメな私の出産を力強くサポートしてくれた夫、
そして病院のスタッフ方達の素晴らしいチームワークで
とてもいい出産をすることができました。

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