こんにちわ、空は高く秋の空ですね。
本日は、仕事で発見したことのお話です。
週に何回か訪問介護のお仕事で、朝のケアに
お邪魔する利用者さんのお部屋でのこと。
右半身まひで、思うように動かないことが
多い彼女。
リハビリの一環でもあり、趣味のひとつに
書道があります。
大きな和紙に、ご自分が考えられた言葉、もしくは
本で見つけた彼女が好きな文章を
左手を使い、試行錯誤しながらもとてものびのびと書かれています。
毎年、福祉センターの作品展にも出される常連さんです。
今年出品される大きな作品も、無事に完成されたようです。
その方が、ご自分の書をリングで束にして作られた素敵な日めくりカレンダーに書かれた一文が
とても今の私の心に響きました。
「気遣い 気配り 思いやり
そしてほどほどの距離」
この一文、きっといろんな人間関係に
当てはまることだとおもうんです。
たとえば、私のお仕事である介護のお仕事。
気遣い気配り思いやり、これはいうまでもなく、大事ですね。
決められたケアの時間内で、
決められているケア内容をこなすだけではなく、
利用者さんの体調やいまやってほしいことを
いろいろくみ取って、なるべくそのニーズに沿って在宅での暮らしを少しでも楽しく過ごせるようにヘルパーが動いていきます。が、
ついつい私がやってしまいがちなのは、
出来ることを出来ないと思い込んで、利用者さんのニーズ以上のことをやってしまうということ。
おせっかいおばちゃんだからついつい口と手が出ちゃいます。
ついつい気遣い気配り思いやりが前のめり(T ^ T)になりがちな時が、ありますね。
出来ることは、やっていただけるように。
出来ることをやってしまうのは、時としてその方の意欲や体力をおおげさではありますが、奪ってしまう行為にもなるのです。
そこを見極める時に、
このほどほどの距離が大事だよねと私はこの言葉を自分の介護のお仕事での大事な言葉のひとつにしようとおもいました。
ちなみにこの言葉は、荒了寛(あらりょうかん)さんという
ハワイのお寺にみえる方の文集のひとつだそうです。
この利用者さんは、荒さんの文集から心に響いた言葉を、なんとか動く左手を使って筆を握り
たくさん書かれています。
たとえば、一部抜粋しますと…
思ったとおりにならないが、
やった通りになる。
耕しもせず、蒔きもしないで
他人の収穫を羨むな。
夢を持とう、夢で終わってもいいじゃないの
人生それだけで豊かになる。
などなど、どれもなるほどなーって感じる一言です。もっと良い言葉がたくさんあります。
図書館で、荒さんの文集を借りよう。
以上、利用者さん宅で教えていただいたお話でした。