
なこさん、お誕生日おめでとうございます


初夏ですね~

さわやかさと、蒸し暑さが同居しているこんな時期、そして蚊に刺されました~


しかも寝ている時って~

いちおう蚊も夏の風物詩のひとつにしておきます

今日は絵描きを主人公にした映画のおはなし

一つ目は
「大いなる遺産」(1998年)です


『オリバー・ツイスト』や『クリスマス・キャロル』など数々の名作を生み出したイギリスの国民的作家チャールズ・ディケンズの原作。現代に時を移して。古い映画もあるのですが、そちらとはまた違った趣です。
主人公フィン・ベル(イーサン・ホーク)は、ニューヨークで成功の一歩を踏み出します。それを一番に知らせたいのは幼いころから恋い焦がれる冷たい美貌の女性エステラ(グウィネス・パルトロウ)。しかし成功は、本当のそれだったのか。
ラスティグという危険な囚人(ロバート・デニーロ)とエステラの身内である年老いたエキセントリックな資産家ディンズムア夫人(アン・バンクロフト)という人物たちに囲まれて、この映画はミステリアスな雰囲気をおしゃれに醸し出していきます。

特筆すべきは、緑の使い方と衣装、そして劇中に使われる絵!瑞々しい緑は背景にも衣装にもふんだんに使われて、成長した二人が、公園の水飲み場で、再会するときのエステラのベルサーチの緑のスーツの着こなしはまったく素敵

フィンが描いているという設定の絵は、フランチェスコ・クレメントという実在のアーティストが描いています。
この人の絵にはトリッキーになってしまった~
二つ目は
「アキレスと亀」(2008年)
。言わずと知れた北野武監督、主演の映画です。

幼き頃は裕福だった真知寿(マチス)は、ある画家に褒められてベレー帽をもらった、その時から絵描き
を目指して一筋となるのですが、おうちが倒産して、どんどん貧しくなっていきます、劇中人が何人も死んでいきます。それでも成長したマチスは新聞配達をしながら、美術学校に通い、絵描きで名を成すことを夢みています。
ある日幸子という女性と出会います。「私なら、彼の芸術、わかると思う。」
自分を認めて支える人と家庭を持つも、絵描きとして彼は、そして家族は、もがき続けます。
タイトルの『アキレスと亀』の元々の意味は、俊足であるはずの人間が鈍足の亀
と競争しても勝てないことを証明する数式上の逆説(パラドックス)でありますが、この説明のシーンがアニメーションで最初に流れます。このことと、その後始まる映画をどう読みだせばいいのか、熱くなりました。最後のシーンはとてもよかったな~。。

絵を描いて、そとに向かって表現している者としては、とても自虐的で見れないところもあったけれど、たけしの映画は’たけし’そのもの、その人の重要な部分を(ある意味ガンのように)切り取って、見せつけているような、そして人ってなんだろうね、って言われているような、そんな気持ちになりました。
よかったら
お暇がありましたらシネマな時をお過ごしください~


アデュー
