久しぶりに会って。 | 陽太の、ゲイとしての過去・現在・未来。

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数年前の片想い以降、報われない恋愛経験ばかりが豊富に。
自分の思いを吐き出すブログから、おノロケ全開の恋愛ブログにシフトチェンジしようと図るも、その計画は未だに実現できず。


やっぱさ、どうしたって好きなんだね。

急いで山口さんのところに行ってさ、カフェで考え事をしている姿を見てさ、

あー、久しぶりに顔を見れたなーって。


ちょっと疲れた顔をしながら、仕事の構想をあーしよう、こーしようって練っていて、

俺が着いても、そっちに集中してて俺のことなんてほぼ(完全にかな)眼中にない感じだけど、

それでもすごくうれしかった。



山口さんの仕事の話は、俺には難しい。

もう考えている次元があまりにも違い過ぎて、へーとしか言えない。



でもね、そんな俺に、

今こういうことを考えていて、ここをこうするともっと良くなるとか、

次に新しい企画が控えていて、これをどう軌道に乗せようかとか、

そんな話を噛み砕いて話してくれる。



これがすごくうれしかった。

俺なんかでは、何も参考になる意見なんて言えないし、背伸びして知ったかぶりをしたって、

すぐにバレるだけだから、へー、とか、ほー、とか、言うだけしかできないけど、

そういう話をしてくれることがすごくうれしかった。



一段落して、『新しい家、見てみますか?』と。

「やったー!見たい!見たい!」とはしゃぐ俺。



お邪魔してきました。

間取り図は見せてもらっていたけど、やっぱりすごい。

広いし、スタイリッシュだし。



そのときね、

いや、そのときじゃなくて、ずっと思ってはいたけど考えないようにしてたこと、

世界が違いすぎるのかなって。


仕事。

地位。

収入。

人脈。


俺の次元と全然違うところで成り立っている人。



そんなことは関係ないって多分人は言う。

それと心は別ものだと。

俺もそう思う。そう思いたい。

でもやっぱりあまりにも違い過ぎると感じてしまう。

だから、俺のことを好きになってもらえたら多分飛び上がって喜ぶけど、

ただ、年下の若い男とたまに遊ぶくらいの感覚なんじゃないかって、そう感じてしまうことがある。




したたかな人なら、玉の輿って思ったりするのかな。

甘えちゃおう~ってうまく立ち回れるのかな。



でも俺はそれが嫌だと思った。

金なんて関係ないって。気持ちなんだって。

対等でいたいって。

仮に山口さんが仕事をフイになったって言ったら、俺が食わせるって思う。

むしろ今の仕事じゃなくなったら、もっとたくさん会えるんじゃねーかって身勝手に考えもする。


今の仕事をしてる山口さんだから好きになったわけじゃない。

でも今の仕事があったから、今の山口さんがいるんだと思うと、

それは山口さんの今までの努力を、俺がないがしろにすることになるから、決して言わない。




そんなことを考えては押し込めていたけど、このときまたその気持ちが出てきたなぁ。


ま、家族でもなければ恋人でもなく、

ただ俺の一方通行の片思いのくせに、どこまで考えてんだって話なんだけどさ。へへ。




外を眺めながらお茶してて、俺の今後の話になった。


どうして引っ越したのかと。


あまり質問をしない山口さんも、このときは俺が答えるまで発言しない様子だったから、

恥ずかしながら今後の自分の展望を話した。

たぶん笑われる。は?本気で言ってんの?そんなやつとは会う気にもならん。

そんな風に言われても仕方ないだろうし、ある程度覚悟してた。



『へー、そうなんですか。そういうことでしたか。

 いいじゃないですか。頑張ってください。』


って言ってくれた。

それだけでは食っていけるような段階ではないから、フリーターのような生活をしなければならない俺に、

山口さんがそう言ってくれた。

うれしかったし、ホッとした。体が軽くなった。



その後、ソファでごろごろしてた。

山口さんも近くに来て、俺の腹の上に頭を乗せてきた。

なんか甘えてくれてるみたいでうれしかった。


それからイチャイチャした。

お互いの服を脱がせて、気持ちいいことした。


シャワー浴びてなかったから、山口さんに嫌な思いをさせたくなかったから、

最後までは断った。別に気にしないのにって言われたけど。


そんで暗くなるまでギュってして、山口さんは仕事の時間。

駅まで一緒に行ってバイバイした。




すごくうれしかったけど、また彼の気持ちが分からずに戸惑う自分。

俺っていったい・・・。




そして実家に戻って冷静に考える。

引っ越し準備何もしてないんですけど!

明日業者の人来ちゃうんですけど!

本日徹夜なり。