少欲知足~この言葉は今現在、私の俗世の煩悩に支配されている、心に響く言葉である!
在家で、禅の世界に魅了されのめり込んで行く中で、まだまだ人間の五欲を捨て去る事は、到底無理な事であります。
がしかし、この頃この少欲知足という言葉の意味が自分の中で、おぼろげに理解し、その様な考え方ができる様になりつつあります!
この言葉を端的に説明すると、この世は、自分の欲望が満足されなことによって、苦悩が生じることが多い。
そこで仏教では、「少欲知足(欲を少なくして足ることを知る)」ことが大事にされてます。
足ることを知っている者は、地べたに寝るような生活であっても、幸せを感じている。
しかし、足ることを知らない者は、天にある宮殿のような所に住んでいても、満足できない。
足ることを知らない者は、いくら裕福であっても、心は貧しい。
とあり、本当にそうだなっと思います。
つまり、人間は欲を完全に捨て去ることは、我々凡人にはなかなかできることではありません!
物事に対して、執着心を無くしていく、こだわりを持たない、このことが禅の世界では大事になっていくのだと、少しづつ思えるよくになりつつある、今日この頃です!
明日の朝も、その心で無心に座禅と雑巾掛けに励みます。