企画書(レ〆)の作り方
2011,05,08
master
《事業計画の構成要素》
事業計画を策定する手法に王道はなく、各企業やコンサルタントが様々な計画手法や様式等々を
編み出し、それぞれの事業に適した計画書を作成しているが、戦略的事業計画が盛んであった頃
欧米系コンサルティング会社が開発したとされる「7S」と呼ばれる「事業計画の構成要素」があり
チェックリストとして重宝されていたので、紹介します
① 共有化された目標(Super-ordinate goal)
② 戦略(Strategy)
③ 経営システム(System)
④ スタッフ(Staff)
⑤ コアスキル(Skill)
⑥ 経営スタイル・風土(Style)
⑦ 経営構造(Structure)
1.大切なのは実行すること
よくある話しで、洗練されて立派な事業計画書を作成したが、一向に業績が改善されなかったり
新規事業が立ち上がらないなどという事がある。事業計画を策定(事業計画書作成)することは
事業を遂行する手段に過ぎないのだが、計画部門や戦略スタッフにとって、経営トップが満足する
事業計画書を作成することが目標となってしまうという間違いに陥ってしまった結果によるものである。
従って、前述の「7S」とかのような著名な手法等に拘ることなく、自分が関わる事業や組織が
実行可能な計画を策定すべきである。
言い換えれば、事業に関わる全員が事業計画を理解し、納得して行動することが重要であり
事業計画書の出来栄え等は、然したる価値がないと認識すべきである
従って、今回のブログ記事においては、体系化された事業計画手法を研究するのではなく、ますたが
自分で納得し、人の共感を得られる計画策定を見ていただくことを主眼として行きたい。
2、最低限、必要なこと
仲間と旅行にいくことを、例えに考えてみよう。
ふと、思いつくことは、目的地、イベント、交通手段、費用等であるが、より参加を集め易くするには
どんなことが考えられるか?逆に、どんな計画を示したら、参加者が集まらなくなってしまうのだろうか?
<課題>
今日の日本で、皆さんが仲間と旅行に行く計画を立てる時、何を決めなければ参加者が集まらないか
逆に、何まで決めすぎると参加者が集まりにくいのかを思いつく限り考えてみよう!?
そこで、集団で旅行するということを前提として、必然的に全員が一致しなければならないことを
挙げてみよう。
<必ず一致しなければならないこと>
① 旅行期間
② 目的地(宿泊地)と宿泊費(食費は除く)
③ 主要幹線交通機関(交通費)
④ 懇親会の有無と会費
⑤ 旅行の延期、中止条件
<オプション>
① 旅行の出発、帰着時間(仕事等の都合で、揃って行動できない人もいるはず)
② 現地での訪問先および、その為の交通機関及び交通費
③ 現地でのイベント
④ 懇親会以外の飲食及び食費(懇親会が無い場合、すべての飲食)
最後に個人任せで、合意が必要でないものを挙げると・・
<個人の裁量>
① 所謂、小遣い
② 服装、髪型、持ち物
③ 就寝、起床時間
④ 現地での行動
って、こんなところかな?
小学生の遠足や修学旅行を思い出してみると、上記の殆どが決め付けられていたと思う。
是非はともかく、今の皆さんに小学生並みの制約を設けたら。誰も旅行に参加しないであろう!?
事業計画(戦略計画)も同様で、組織(集団)で事業を行なう以上、何から何まで規定されていたら
心底、真剣に参加するメンバーは出て来ないだろうし、個人の能力も引き出しきれない。
そこで、上記の旅行の例のように、階層化して、組織(集団)として効率良く活動する為に
必要な事項を最上位に整理し、それを実行する為の複数のオプションをその下位に、最下位により
具体的な個人の活動計画をとすると、活動し易い組織(集団)となる。事業計画(戦略計画)策定に
王道はなくこの階層化や整理の仕方や巧拙が組織運営の成否に結びつくと考えられる。
3、整理し直してみよう
今までの検討内容を、事業という観点から、整理し直してみよう。
<必ず一致しなければいけないこと>
(1) 事業の定義
(2) 戦略目標(Goal)
(3) 年度目標(objectives) ※全体
(4) 市場動向(Market Trend) ※全体
(5) 好機と脅威(Opportunity & Threat) ※全体
(6) 戦略(Strategic) ※全体
<オプション>
(1) 年度目標(objectives) ※場合によって組織(機能)単位別
(2) 市場動向(Market Trend) ※場合によって組織(機能)単位別
(3) 好機と脅威(Opportunity & Threat) ※場合によって組織(機能)単位別
(4) 戦略と戦術(Strategic & Tactics) ※場合によって組織(機能)単位別
<個人の裁量>
(1) 業績目標
(2) 業務計画
(3) 行動計画
(4) 経費予算
てな、感じでどうでしょう?
基本は 3の整理し直してみようの項目だけを抑えてくれれば
必ず形になるはず
あっ、そうそう
あくまで、オレ流ってことでご了承ください
駄菓子菓子
この法則で、簡単に企画書作れるから
こんなんあったな~程度に参考にしてみてね