小さい頃、我が家にはふしぎな習慣があった。
それは、大晦日に家族そろって奈良に遊びに行くこと。
毎年、”大晦日は奈良に行く日”と、決まっていた。
ほかのみんなが大掃除や新年の準備に追われている頃、わたしたち家族はそろって奈良に遊びに行っていた。
大晦日に遊びに行く人はほとんどいなくて、いつもだ~れもいない奈良公園で鹿とたわむれ、楽しい大晦日を過ごした。
そんな幼少時代の習慣のせいで、いまだに大晦日はどこかに遊びに行きたくなる。
人ごみがきらいなわたしとしては、なんと言ってもほとんど人がいない中、静かな休日を楽しめるのが実にいい。
大晦日ではないが、”年末のお出かけ 第一弾”に行ってきた。
どこに行くかなかなか決まらず、さらに大寝坊し、結局行き先に到着したのは三時前。
本当は写真を撮ることがメインの目的だったのだけど、美術展も見てきた。
思ったとおり人は少なく、ゆっくりと絵を楽しむことができた。
美術展を満喫し、ふらふらと歩き出す。
その後、海へ。
美術展にすっかり時間をついやし、海に着いたのはもう暮れ時。
でも、それが逆にいい感じに。
海をぼや~んと眺め、暮れ行く風景を写真におさめる。
ふらふらと特に目的もなく、こころ惹かれるままに歩く。
こんな時間が一番好き。
散歩に加えてショッピングも楽しみ、年末のお出かけはとても楽しかった。


