こんにちは。うぴです。


長男作〝ウパよ、安らかに…〟


ついに我が家のペット、ウーパールーパーのウパが老衰で亡くなってしまった。享年12歳。5月の頭からはほとんど食べず、あまり動かなくなった。


その頃から〝もし亡くなったら、実家のお庭に埋葬しよう〟と私は決めていた。小さい頃、実家で飼っていた金魚や鳥たちが眠っている場所。子供達も賛成だった。


でも実家に行くのは1ヶ月後。それまでウパがどうなるのか勿論分からなかったけれど、私はその時にウパを埋葬するんだろうなぁ〟と何となく思っていた。家族は半信半疑だったけれど…。


そして実家へ行く前日の午後。この日はちょうど夏至の日。ついにウパはひっくり返ってしまった。その姿を見るのは辛かったけれど、みんなで交代で見守った。日付が変わってもまだ少し動いていたウパ。朝起きて急いで見てみると、綺麗な顔で亡くなっていた。


長男は泣いていた。いつも同じ部屋で過ごしていたから。大変な受験勉強の時も、水槽からウパがじーっと見てくれていたからすごく癒されたらしい。私はここ最近、ウパへの介護疲れもあったから悲しさとホッとする気持ちと半々だった。でも後からじわじわと心にポッカリと穴が空いてしまったような感覚になった。


車で6時間かけて実家に到着。長男が庭に深く穴を掘って私がウパを置いた。ウパ、やっぱり可愛い顔をしていた。土をかけて、その上にウパ愛用の土管に長男がイラストや言葉を書いたものを置いて手を合わせた。


その後家族に〝なんで前もってウパがこの日に亡くなるのが分かったの⁈〟と不思議がられた。別に私に特別な予知能力があった訳ではない。ただ私が以前飼っていた犬やペットたちが亡くなる時に、同じような経験をしたからだった。なるべく飼い主に迷惑がかからないように死んでいくことが多かった。きっとウパもそうなんじゃないかな…とたまたま私が勝手に思っていただけなのだ。でも本当にその通りになった。


ウパ、最後まで良い子だったね。本当にありがとう。


次の日家に帰っていつものように〝ウパ、どうしてるかな⁈〟と様子を気にしそうになってハッ!として悲しくなった。子供達も同じことを言っていた。12年も一緒にいたんだもん。そりゃ辛いよね。

〝あ〜、ウパがいなくなって寂しいわ!〟

辛い気持ちになった時こそ声に出して、家族とこの気持ちをしっかり分かち合うことにした。きっとそれがみんなの癒しに繋がると思うから。