“Pride and Prejudice”は、誤解と偏見から起こる恋のすれ違いを描いた、イギリスの小説家ジェイン・オースティンの代表作である。1813年に出版され、これまでに何度か映像化されている。
日本語訳は『高慢と偏見』…が主ではあるようだが、Prejudiceが一貫して『偏見』と訳される一方で、Prideの訳がやや定まらない様子もあり『自負と偏見』『自尊と偏見』といったバリエーションがあるほか、2005年にキーラ・ナイトレイ主演で映画化された際の邦題は『プライドと偏見』だった。えっ、キーラ版って20年前もだっけ!?そりゃそうか、コリン・ファースがMr.ダーシーを演じたドラマ版『高慢と偏見』が1995年だもんね…。
『高慢』というとマイナスイメージしかないけど、『プライド』だと解釈に幅が出ると思う。
“Pride and Prejudice”は、Netflixによるドラマ化が決定し、エマ・コリン、ジャック・ロウデン、オリビア・コールマンという今を時めく旬な俳優陣が出演することが最近発表されている。
この新訳“Pride and Prejudice”、邦題はどうなるんだろうな。今のところ、『高慢と偏見』『プライドと偏見』両方見かけるけど。
それはさておき、私の中の今を時めく人といったら、後にも先にも諸星和己さんであります。
2025年5月5日、無事に春のW Encoreライブが千秋楽を迎えました♪かーくん、ありがとう!おつかれさま♡
今春のライブのテーマは『プライド』でした。
プライドについて考えました。正確に言うと、かの文学作品のタイトルのごとく、『プライド』と『偏見』の両方について同時に考える機会がありました。かの文学作品のタイトルのごとく、Prideの翻訳(解釈)もひとつに絞れませんでした。
かーくんは
プライドは人を成長させるもの
だと繰り返していました。そして、京都公演で初めて
プライドには良い意味も悪い意味もある。良い意味でも悪い意味でもプライドは持っていてほしい。
と。なるほど。腑に落ちた気がします。よく「プライドを捨てて…」なんて言うけど、ないものは捨てられないよね。
去年の夏の晃君とライブ・X1の後、かーくんは何度か「燃え尽きた」と言っていました。
私は、かーくんと30年の歴史がないからなのかなあ…どっしり構えて待っていればいいのに、 すぐ心配になってしまう。いや、すごく信頼はしてるんですよ?でも心配なの、 いつか本当に燃え尽きてしまったらどうしようって…
そこにきて!
今季の!
圧巻のW Encore よ!!
かーくん、ごめん。私はかーくんのプライドの炎がまだまだ燃え続けていると知らなかったんだね。かーくんは今でも「全盛期」。本当だよ?
バンメンさんに
俺の全盛期を見せたかった。かっこよかったんだから!
って言ってたけど、いやいやいや!今もどちゃくそかっこいいって!!
心からそう思う。そのどちゃくそかっこよさはもっと広~くお披露目したらあかんのですか。どうしたらこの想いが伝えられるんだよまったく!
若い頃だってもちろんかっこよかった。かーくんの20代はリアタイしてないけど、ギラギラのオラオラのオーラを放ちつつ、きっとファンの前では昔変わらぬ愛らしい一面を見せる、私なんかはとうてい近寄れないかっこよさだっただろう。
でもね、「若くてかっこいい」なんて、当たり前なの。若いって美しい。
しかしながら、真価がわかるのは、若き日々が遠のいた後だ。
私がかーくんを見ていておこがましくも思うのは、
"You've Come a Long Way, Baby"
Fatboy Slimが好きなのでアルバムのタイトルとして知っていたけど、元はたばこのキャッチコピーなんだって?知らなかった。
「すごい進歩だね」「よく頑張りました」などと訳されるかもしれないが、それだとちょっと上から目線かなあ。ここはあえての直訳調「よくぞこの長い道のりを歩いてきましたね、愛しい人」で♪
さて今季は、なんだかんだありまして、どんな一瞬も焼き付けようとして目を見開いていたせいか、涙が止まらなくなっちゃった日もありました。
けれどもかーくんが漫談を始めると、涙腺の暴走は止まった。かーくん、頼むからしばらく漫談かましてて、そうじゃないと水分の損失がだいぶやばいです…そう思うこともあった。 私の涙腺はかーくんの歌声に弱すぎるようだが、トークになると笑顔になれる。自分の中に、やァーだーァ帰りたくなーいーーずっとかーくんと一緒にいるうぅーーーーと駄々をこねて泣いてる子供がいて、 かーくんにその子を全力であやされてる気分でもあった。
ストーリーっていうの?ストーリーズ?
消えちゃうの!?なんで?思い出は残った方がいいじゃない!
うんうん、そうだよね。
令和7年にその疑問を投げかける君が好きだよ。
☆
さて、こちらの番組。
7 S.T.A.R.S. ~7つの答え~ 佐藤アツヒロが繋ぐ光GENJIの現在(いま) | 音楽 | WOWOWオンライン
セブンスターズ?たばこのCMかよ!
違います。笑
なんだろうね、これもまた、誤解と偏見から起こる恋のすれ違いのようにも見える。こうやって人間は藪の中に入っていくんだなあ。単純に傍から見れば、面白い番組だなと思うんですよ。まあまあ、みんな言い分はあるよねーっと。
ただ、私は、360度365日桃担なので、外様視点で公平に物事を見ることは、もはやできなくなっていると自負している。かーくんの本音の片鱗は、時々ライブで見せてもらっているようにと思う。でも私はもちろん内情は何も知らないし、かーくんの真意もわからないから、ほぼ独断と偏見しかない状態。それでも、自分の立ち位置に迷いはないのですよ。
それにしても、昔の映像が流れると、かーくんはやっぱりいつまでたっても「大事な大事な男の子」だなあ♡と思う。ギュッとハグしたい。
そしてその翌日、その男の子は54歳になって目の前に現れ、プライドを持つことの大切さを説き、歌にタップに漫談にと獅子奮迅の活躍!ハグする?イエーイ!
活字にするとなかなかぶっ飛んだ夢みたいな話だが、それが確かにこのゴールデンウィークの現実だった。
でもね、正直に言えば、今はイエーイ!なテンションにはなれないんですよ…。
たくさんパワーをもらっているはずなんだけど、ツアーが終わるとどうしても心にぽっかり大きな穴が開いちゃうのです。え?御大が開けたんですよ?電動ドリルで(笑)。毎回なんだけど、次に陥没の原因に会うまでこの穴を埋めることはできない。
…終わりじゃないよね、新たなスタートだよね。
それなら、心に穴開けたまま、今日からまたスタート目指して走ってみるね。
なんだかんだ
愛しているんです