行こう行こうと思いつつ、後回しにしてしまっていた『イッタラ展』。
イッタラ展 フィンランドガラスのきらめき | Bunkamura
気づけば、会期の終わりが近い!
駆け込みました。
混んではいましたが、時間予約制だったので人の頭しか見えない…というようなことはなくてよかった。
普段使いの食器から、オブジェまで。久しぶりにフィンランドデザインを浴びました!イッタラの作品はわりと見てきたつもりだったけど、初めて見るなあというのもあって面白かったです。
自然界からインスピレーションを受けたフォルムとカラーは、いつ見ても美しいです。シンプルに見えて、真似できない。もっと安価なもので、ああ、イッタラ風?っていうの見かけても、やはり作りが、色が違う。
私は特にイッタラのガラスの色が好きです。
最近のこのブログ、南国ハワイの太陽を求めているような構成になりがちなんですけれども、それはひとえにハワイにいる太陽みたいな人にうつつを抜かしているからであって。
私は、もともとは、常夏よりも北方、太陽の光が弱い場所から生まれる色やデザインに惹かれる人間であります。バケーションで、ハワイとフィンランドが選択肢にあったら、迷うことなく後者を選ぶタイプ。これまでは、ね。これからは、たぶん大いに迷う。あっ、こっちにはサウナがある!サウナをネタ(?)に呼び寄せることは可能?
おっとまた話がズレてきた……
イッタラの色出しは絶妙!っていう話がしたかったんですが。笑
展示されていたガラスの色見本が欲しいくらい。
右下のやつです。階段状になっているのは、ガラスの厚みによって色がどう変わるかを見るためだとか。
「デザイナーさんたちの感性や考え方、生活に触れられて、フィンランドのリアルを体験できた」
— ELLE DECOR Japan|『エル・デコ』日本版 (@ELLEDECOR_Japan) October 15, 2022
フィンランドでの出会いがきっかけで、帰国後ますます北欧デザインのとりこになったという小関裕太さん。#イッタラ展 で気になったアイテムを特別に教えてくれた。https://t.co/Vy1tUuY3Ar pic.twitter.com/dwHDaad2bn
デザイナーごとの紹介もとても興味深かったです。私は若かりし頃は美術を学んでおりましたが、とりわけデザインの才能とセンスがなかったので、デザイナーという職業(デザイン系の学科に入れる学生さんも)に羨望のまなざしを向ける傾向にあります。
生まれ変わったらイッタラに採用されるようなデザイナーになりたいものだ…などと途方もないことを思いました^^;
日本とのかかわりも深いイッタラ。日本と北欧のデザインは似ているところも多くて融合しやすいんだろうなと思います。最近だと、イッセイミヤケ、ミナ・ペルホネンともコラボしてますね。イッセイミヤケの五角形のピンクのプレートを買おうか迷ったけど、使いこなせる自信が無くて結局買わなかった過去があります^^;
《カステヘルミ》のサーモンピンクは買った♡
こちらは渋谷・Bunkamura 一階のエントランスにある《カステヘルミ》のキャンドルホルダー、によるタワー。325個もあるのだそうです。
何色?7色!
「…えっと、何色が足りないんだろう?」などと考える癖は、いつついたのだそうか。
我が家にもイッタラのコップやキャンドルホルダーなどはありますが、ガラスのオブジェまではなかなか手が出せません。 オイバ・トイッカのバードシリーズは、もっぱら店頭もしくは美術館で愛でるものだと思っていました。
(撮影OKのコーナーです)
でも今回は、買いました♪
マグネットだけど!笑
迷いに迷った結果、 カラフルな鳥たちにしました。
Amethyst birdとIbis green。
Amethyst…だけど、ピンクっぽくも見えます^^
マグネットだけど、ガラスのつるんとした質感や透明感、丸みを帯びたフォルムも再現されていてかわいいです♡
北欧デザインは日本で人気が高いので、イッタラ展も頻繁に開かれている印象がありましたが、全国の美術館を巡る大規模な展覧会は初めてなんですね。
東京・渋谷では11/10(木)までですが、2023年に島根・長崎、2024年に京都での開催を予定しているそうです。