諸星和己さんの夏のアコースティックライブツアーは『君がいるから』で幕を開けます。

 

(333)をさんさんさん、と言ってしまう私にとって『君がいるから』は初めて聞く”新曲”でした。

 

 

このブログを読んでいただいている方にしてみれば、何をいまさらな話でしょうけど、一応言っておくと『君がいるから』は光GENJIの6枚目のアルバム『333』に収録。そして『333』の正解の読みはThank youであります。

 

 

ファンの手拍子のタイミングが合わなくて、タンバリンでリズムを刻むかーくんに苦笑され首を傾げられて始まるのがお約束のオープニング。

 

でもライブツアーも後半になって来るとだんだんみんな揃ってきて、かーくんにもご満足いただけたようです♪(私自身は、最後までどこかズレていたと思いますが^^;)

 

追って光GENJIが歌う原曲を聞きましたが、みんなまだ声に高さ甘さ幼さが残る頃で、良い意味でとてもアイドルっぽい曲だと思いました。ちょっと手拍子が難しいリズムは、原曲ママだったのね。

 

ティーンのアイドルが歌わないと成立しないんじゃないかしらと思わせる楽曲も、かーくん(現在御年52)は、ほどよいノスタルジーを残しつつ「今の自分」のものにして仕上げてくるので、すごいなあといつも感嘆しています。

 

 

CD『Naupaka』発売以降、収録曲がライブで歌われる時はCD版の演奏に準じているようでした。特にフルバンドになるとほとんどCD版と同じアレンジで、Wアンコール(アコースティック)では色々混ざっているみたいだった。

 

『You are My Hero』 はアコースティックライブでもCD版と同じになっていたけど、私はCD発売前のライブバージョンも好きでした。アコースティックも、フルバンドも。特にフルバンドライブではサビに入る前にギターがチャカチャカ?言う音があって、あれが好きだったんだ、サビくるぞーみたいな合図で。完全に個人的嗜好なのですが、あそこがCD版では落ちてしまったのはいささか残念。でもCDのトライバル調のオープニングはこれまた個人的に超好みだし、そこから壮大にドラマチックに展開していくのも少し意外性があって(全編ローキーな仕上がりになるかと思っていたから)とても好き。結局好きか。

 

 

『All for You』はCDとフルバンドではコーラスが入るけどアコースティックではなかった。その代わり、9/19、1部だけだったと思うけど、途中でセリフのようにかーくん自身がこう言ってたと記憶している。

 

I don’t want to cry no more

‘cause you are here

I am for you

 

もう泣きたくないよ

君がここにいるからね

僕は君のために

 

 

“君がいるから”

“君のために”

 

は、夏のWアンコールツアーのテーマであり、角度を変え歌を変え、何度も何度も繰り返されたメッセージだったと思う。

 

 

…という選曲の中で少し異彩を放っていたのが、8月19日の晃君とのステージでも歌った『ひとりぼっちのバースデー』です。

 

 

2022年のW Encore最終日となる9月19日も、まさかの再披露でした。あれは元々セットリストに組み込まれていたのか、MCの延長だったのか。私は機材席の後ろの座席で、時々進行表のようなものをのぞき見していたのですが(見ても記号だらけで全然わからないけど、曲名とかはたまに読める)どうだったかな。MCって書かれたページから、なっかなか動かない時は、確かにあった(笑)。

 

 

かーくんは若かりし頃の自分を回想するがごとくサビ部分をがなり、適度に外しながら歌う。2部ではもう歌わないと言いつつ2部でも歌う。握手会でも歌う、歌う。もう、耳から離れなくなってしまった。

 

52歳によるセルフカバーは実写版ジャイアンリサイタルみたい(笑)。本来あの歌に爆笑ポイントなどないはずです^^; でも今のかーくんが本気で歌えば、切ない王道バラードになるとわかっているから、ギャップに笑ってしまうんですよね。でもあの歌い方、よく聞くと、いや当方の耳は素人なんだけど、あれはあれはで結構テクニックが必要なんじゃないかとも思う。

 

前に、これを描きましたが…

 

ちょっと違ってたかな。

 

実際は

 

こうだったらしい。

(私が覚えている限り、このセリフは実際にご本人が言われたことです^^)

 

 

全部の音を外して歌ってる!

みんな、あれどう思ったの!?

 

 

どう…?

どうって…

どうだったっけ?

 

かーくんが言ってたのはミュージックステーションの時の歌らしい。(コンサート版はもう少ししっとり歌っているはず)ミュージックステーションは私も当時見てたと思うんだけど、この歌の記憶はほとんどありません^^; 歌がどうとかそういうことはなんかもう二の次だったのかも。10代の元気で一生懸命なアイドル歌唱もよいではないですか♪

 

いいんです。

 

あの少年は成長すると、往年のアメリカンカントリーポップも原語で歌いこなせるようになるんだから。

 

『Country Road, Take Me Home』

 

この曲にはたくさんのカバーがあるけれど、オリジナルは1971年リリース、歌うはジョン・デンバー。歌詞に繰り返しウェストバージニア州が登場し、2014年に公式にウェストバージニア州の4番目の州歌となった、とWikiが言う。

 

かーくんは、歌詞のWest Virginiaの部分を、ライブ会場のある地名に変えて歌っていました。

 

私は、

 

Yes,   

渋谷~

川崎~

横浜~

 

と聞かせてもらいました。

 

この歌はずっと、

 

呼ばれたらどこにでも行くよ

 

といったメッセージとともに歌われてきたと思うけど、9/19の2部に

 

ヴァージニアの山でひとりぼっちで歌ってた曲

 

と紹介され、初めてオリジナル通りに

 

West Virginia

 

と歌われた(2サビ?ではYes Yokohama~に戻ってた)

 

私は、あーそうかぁ!Virginiaってかーくんがホームステイしていた場所か!と遅まきながら気づいた出戻り(ほぼ新米)ファンです。

 

 

続く、かも。