CDになるのは
アコースティックver.かな
フルバンドver.かな
なんて読みが甘いね、自分。
ライブ(両バージョン)を踏襲しながらも、新しい音が紡がれていた。
ライブ版からの変化という意味では、前作より驚かされた。
もちろん、前作『帰って来たShakeマン』も名盤です。
かーくんはどれだけ音を探ったのだろう。
一曲に様々な音楽ジャンルが詰まっているような音作りも、熱くて切ないセルフコーラスも最高だし、個人的にとても好きなアレンジがあって、わー!こうなったんだーすごいー!と小躍り。いつか曲毎にブログに書きたいな。音楽素人が、好き好き言うだけのブログですけど(笑)
かーくんの音楽は、CDになると、作り手の繊細で内省的でロマンチストな面が一層強調されると思う。バラード系の曲となるとなおさら。いつもどこかで星の瞬きみたいな音がする。
このアルバム、どうしてか、すごく近くで歌ってくれているように感じる。私の耳は特別賢くないしイヤホンも普通のなのに、よーーく聞こえるんだ。これも熟練音楽家の技なのかな。レコーディング風景を見てみたい。
話し手の「どうしても伝えたい」という気持ちと、聞き手の「何一つ聞き逃すまい」という気持ちが合わさると、会話は弾むもの。
ライブはある意味「対話」の場だから弾んで当然だけど、音源を聞くという単独行動でも、弾むことはできる。
私は今、ひとりで弾んでいます。
日本から約6300キロも離れたハワイでうまれた歌が、今はこんなに近くに。丸いCDに。
2022年8月7日(花の日)発売
『Naupaka』
かーくん、ありがとう。心からの感謝を込めて。