今のテレビ番組で光GENJIが紹介される時は、デビューシングル『STAR LIGHT』か2曲目『ガラスの十代』または3曲目の『パラダイス銀河』のいずれかが流れることが多いと思います。ファースト3の衝撃が強すぎたのか、それ以降も良い曲、パフォーマンスがあるのにあまり出てきませんね。ちょっともったいないね。
そんなわけでシングル4曲目『Diamondハリケーン』の話をしてみたいと思います。1988年6月発売、ってことはまだデビューから一年経ってないのか!それなのにこの頃にはもうすっかりお茶の間に浸透していたよね。ファンだった、ファンじゃない、色々な人がいるけど、当時の記憶が残っている年齢ならば光GENJIを「まったく知らない、聞いたこともない」で終われた人はほとんどいないのではないか。
当時小学生だった私は光GENJIファンだったので、もちろんこの曲も覚えています。確か光GENJIのドラマ『スターライトキッズ』にも出てきた。あのドラマすごく好きで何度も見たのでこの曲も印象に残っているのだと思います。
私がこの曲に再び出会うのは発売から約30年経ってから。YouTubeにて。かーくん沼への再ダイブのきっかけのひとつであります。
光GENJIは曲だけ聞いてももちろん良いのですが、映像で見るとヤバいです、いい意味で^^懐かしい記憶の道をたどっていると、気づかぬうちに惚れ直しの階段を登ってしまう率が高いと見ている。
私はファンだった頃の曲を懐かしみ楽しんでいるだけの時期がしばらくありましたが、魔がさして(笑)当時の歌番組の映像を見るようになってから、雲行きがあやしくなってきました。お祭り感溢れるバンダナをして、超短パン姿で始終ゴムまりみたいに飛び跳ねる諸星和己クン…♡←わあわあ、これはもう由々しき事態。令和の中年が昭和の少年にキュンキュンしてどうするんだ!!そう気づいた時は、もう手遅れだったと思われる(笑)。
ダイハリ(←当時はこの略し方してなかったと思う。いや私が知らないだけかも^^;)は前3作にも引けをとらない良質な曲だと思いますが、今日書いてみたいのは映像で振り返ったときのインパクトについて。
前作と比べてもダンスが激しく、運動量がものすごいことになっています。光GENJIといえばローラースケートを履いてのパフォーマンスがあまりにも鮮烈なのでそこを振り返られることが多いですが、脱いでもスゴかったことを思い出すのがダイハリ。だから、パラ銀もいいけど、この曲もたまにはテレビで取り上げてほしいのよねー。
久しぶりに動画を見たら特に間奏部分にびっくりしました。どうやらTV番組で披露されていたのは間奏長めバージョンらしい。当時から目を♡マークにして見ていたはずですが、色々忘れてた。こんな動きしてたんだ?!ダイハリの間奏はマイク無しローラー無しで全力で踊る時間です。ダンスの「振り付け」というよりは、アクロバティックで芸術性も問われるスポーツを見ているような気分になります。
稲妻のイメージなのか、これでもかこれでもかとたたみかけ、間奏が終わる頃にはマイクが投げ入れられまた「ゆ、め、は、プリズム!」と始まる。散々踊り明かしたのにラスト近くに全員で揃って一糸乱れぬバク転を決めて魅せる。これがフィギュアスケートならば、疲れが出る後半部分に難易度の高いジャンプを持ってきて加点されるっていう構成です。どういう身体能力なのこの子たち!(笑)
ダイハリのお気に入りシーンのひとつは、かーくんの「バンダナ外し」です。
絵にしても適当過ぎるけど確かこんな感じのバンダナ(イメージ)。どうやって結んであるのかよくわからないやつ(笑)。
このお祭りバンダナ、振り付けで外すこと前提でくくりつけられているのか、それとも動きが激しすぎて意図せず緩んできてしまうのかわからないが、私が目にした動画では、かーくんが途中でブワッと一気に頭から外し、手ぬぐい状態で曲に合わせてブンブン振り回し、絶妙なタイミングで画面の外に出るようにカメラの向こう側へ放り投げていました。なんなんだこの少年。真ん中でニコニコ笑っているだけかと思いきや、余裕で前宙決めるわ、バンダナも魅せ道具にするわ、かっこいいじゃないか。
あんなにも華麗なバンダナさばきを、私は他に見たことがありません。ベストオブバンダナ外し!です^^ただバンダナを取るってだけなんですけどね~、かーくんは音を細かく拾って完璧なタイミングで動く、しかもいちいち華々しくドラマチックに動くから(笑)、目が行きます。そりゃカメラが追いかけます。
ダイハリのダンスは、毎回あんぐりと口を開けて、みんなホントにすごいなーと呆けて見ています。まあダイハリに限ったことでもないんだけど(笑)。
ここで、私が思う「あんぐり顔のお手本」に登場して頂きましょう。
2020年のベストオブあんぐりフェイス。
ぐふーーー
かわいい♡
30年以上の時を経て渋さが加われど尚も愛らしく、相変わらず短パンがお似合いでゴムまり級の跳躍力も健在。それでいてこの写真は「英語で不動産の勉強中」のお姿。
…私は一体何をしたらこの人から目を離せるようになるのでしょうか?(笑)もう沼から上がるのは無理なのか。そうか。それならそれでいい、それがいい。
もうすぐ終わる、2020年。前代未聞な年でした。
確かにね。10代と50代に同時にキュンキュンするなんてこと、自分史上なかった。前代未聞。