緊急事態宣言が出されてから、多くの人がそうであるように私も家にいる時間が長くなりました。
「おうち時間」でやりたいことはいくつかありました。絵を描くこともそのひとつ。絵っていうか落書き程度のものだけど。主に色鉛筆やペンで、思うがままに。
私には元々落書き癖がありますが、STAY HOME期間中に次第にひどくなっていきました。
明らかな異変が起こったのは、令和2年5月7日。
気付くと何枚も描いていた257…
257∞、的ことを言いたかったらしい。
しかしこの執着ホントなんだったんだろ(笑)
ここから何かがおかしくなってしまった。
恐れ多くも、かーくんも描いてみようかなと思うようになりました。
まずはどうする?写真を見て描いてみる?…最初は写真を凝視するのもなんだか恥ずかしくて(〃▽〃)、ええダメだあ描けなぁい♡なんてかわいこぶっていましたが、だんだんと「絵のモデル」としてしか見なくなりました、、っていったら語弊ありますかな^^;
なんというか、「この赤いリンゴをどうやったら”らしく”描けるか?」に集中している状態と同じになったって感じです。
コロナ渦の悩み事は多々ありますが、それに「諸星和己の頬骨の位置はどこなんだ?ここでいいのか?!」みたいなことが加わるとは思いもよりませんでしたよ(笑)
残念ながらこのモデルさんを目の前にして描くということは叶わないので、私の記憶力と妄想力で補うしかありません。でもそこに画力は伴わず、そもそもどう描いたってご本人以上にかっこいいことにはならないので、描いても描いても満足なものは出来上がらない。それでも取り憑かれたかのように手が止まらず、気が付くと毎日のように何か描いていました。
紙に色鉛筆やペンで描く、アナログな方法が好きですが、なんせ失敗を繰り返すので、紙ゴミが大量(汗)。
そこで、iPad上でapple pencilと、ibispaintというアプリを使って描いてみることにしました。
私の場合、これでデジタルお絵描きかよというクオリティではありますが、少しずつ修正しながら描けるし、複製も簡単だから何パターンも試せてあーでもないこーでもないと楽しく悩めるのが良いです。紙ゴミを出さなくてよくなったしね^^;
でも、私はデジタルで色を塗るのが苦手です。色を使うのは好きだけど、本物の色鉛筆やらペンやら絵の具を使った方が、自分が「こうしたい」っていうのには近づけやすい。古い人間です^^ アナログではほとんど一発勝負ですが、後戻りできない分、その瞬時の判断が最良だったと捉えるんでしょうね。
本来デジタルの方が画材の選択、色の調整、塗り直しも簡単なはずだけど、選択肢が多すぎて逆に迷ってしまうのかもしれません。それにやはり、どうしても紙やキャンバスの上に乗せた時の色の出方とは違うので、素人のくせに、どうも質感が違うんだよなあとか思ってしまう。
かーくんの50歳のお誕生日、本当なら気合入れて油絵一枚くらい仕上げたかったですT_T
でも画材も時間もちょっとないなあと泣き言を言い、結局デジタル落書きに留まる。。
かーくんは獅子座だし、私は動物を描くのがわりと好きなので、最初はライオンとのコラボにしようかな~とか思っていました。しかしどう描いてもライオンがでしゃばり過ぎてしまってあまりうまくいかず、、最終的にはライオンは全カットしてかーくんだけ残して修正加筆しました。
しかし思うところあって、withライオンバージョンをここで晒してみることにします。
元の絵はもっとライオンが幅をきかせていて誰のお誕生日だよという構図だったので、かなり画面をカットしてみたらますますライオンがなんだかようわからん獣になった--; これもボツだなあ。
うまくいかないなあって時は、色々なフィルターをかけたりして遊んでしまいます。
ibispaintでは様々なフィルターをかけられますがその中に「人工知能」というのがあります。AIが自動塗り分けするってことらしい。
前述の通りデジタルでの色付けにイマイチ慣れない私はこの絵もうまく塗れませんでした。そこでちょいとこのAI機能にお願いしてみました。
その結果がこちら↓
…本来ライオンの方が黄金色じゃない?(笑)やはりライオンって認識されなかったか…--;
後方の人、ド金髪ですな。なんか神々しい?AIもなんか空気読んだの?(笑)
ライオンはすっかり銅像(石像?)です。