若い頃はわりと映画を見る方だったと思います。ハマると何度も同じ映画を見たりするタイプ。普段ボケっと薄目で生きてますがその分ハマった時はちょっと大変(何事も、ね・笑)。

 

しかし最近は、映画ねーたまに見るかなーくらいになってしまった。時間ある!映画見たい!って時に見たい映画がやってなかったりっていうタイミングのズレが度重なり、さらにはコロナ渦でますます映画館が遠のいてしまった感があります。見たい映画がないわけじゃないんだけどなあ。

 

ところで私は映像作品自体をちゃんと見てないのに、そのサントラ音楽だけを聞くっていうちょっと邪道?なことをたまにしてしまいます。ヒュー・ジャックマン主演の『グレイテストショーマン』も音楽大好きなのにいまだに映画本編を見ていない。。『ムーラン・ルージュ』はサントラ盤2枚を先に買って聞きまくり、映画を見たのはロードショーが終わってからだった。。

 

今日の一曲もそんな映画音楽です。

 

2007年公開のアイルランド映画『ONCE ダブリンの街角で』から。

Falling Slowly

 

第80回アカデミー賞歌曲賞を受賞曲。サントラはグラミー賞にノミネートされたそうです。

 

この映画については、大変恐縮ながら、見たような見てないような、、あまり覚えていません(汗)。2007年って“たったの”(笑)13年前。映画館で見てたらさすがに覚えてると思うんだけど、覚えてないってことはテレビとかDVDとかでぼんやり見たのだったか、、はたまた全く見てもいないのか。

 

話題作だったのでタイトルは知ってたし見たいなーとは思ってたと思う(曖昧過ぎる…)。音楽劇みたいのが好きなんです^^ 

 

ストーリーもなぜかなんとなく知ってる。でも後からネットで見て補完した程度のことだったかもしれない…。

 

まあ私の記憶力があやふやなのはちょっとおいておくとして^^; 

この曲"Falling Slowly"は、映画の主役の”男”グレン・ハンサードと“女”マルケタ・イルグロヴァが歌っています。(役名が無くて”男”と“女”と表されます)

 

切なくも綺麗なメロディで、デュエット視聴好きとしてたまに聞きたくなる一曲です。 

 

男性の方が厚め深めの声で、女性がシュガーボイスというバランス。

それぞれ傷を抱えた見知らぬ男女が出会い惹かれ合い歌い合う。そんな映画の内容を表した一曲…だと思う^^; 

 

歌詞の中のRaise your hopeful voiceという一節が好きです。

「希望に満ちた声を上げよう」かな。

なんで好きかはわからない(笑)単語の選び方、だろうか。hopeful voiceって大事だよなって思う。

 

ギターとピアノで静かに始まって徐々に盛り上がっていきます。ラストに向かって光が差していくようなイメージ。ただその光もちょっと斜光っぽいというか…全体的なもの哀しさはどうにも拭いきれません。

 

余談ですが、同じジョン・カーニー監督の『はじまりのうた』(2015年日本公開)は見ました。これは断言できる(笑)

 

『はじまりのうた』は好きな映画です。今どきあんまりないかもしれませんが立ち見だったんですよ。今どき立ってまで映画~?疲れちゃうな~なんてヘタレたことを思ってましたが(笑)、始まったら全然気にならなくて、見てよかったな!って思いました。この映画ではキーラ・ナイトレイが歌っていますが、彼女も少し儚げなシュガーボイス。カーニー監督の好みなのかな^ ^主役の男女二人の行く末も似ているようですね。

 

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