6月12日(金)の「5時に夢中」のゲストに諸星和己さん!
最初にこの情報をtwitterで見た時、え!ホントに?!って思っちゃいました。かーくんはハワイ在住なのに、この状況下でテレビ出演…!?引きこもり生活が続いた結果、私はとうとう見たいものが見えるようになっちゃったんじゃないかと思いましたよ^^; でもちょっと考えたら、ハワイにいてもリモート出演は可能ですもんね!
番組の最後に、次回ゲストは「アーティストの諸星和己さん」と紹介されたようで…うんうん^^♪
…ん?何か違和感ありますか?
私は5時夢かーくんをずっと追いかけきたわけではないけれど、知る限り、「アーティスト」という肩書で紹介されたのは前回出演時(今年の2月)からだと思います。その前までは「歌手」だった。
前回「本日のゲストはアーティストの諸星和己さん」と紹介され、「アーティストってぇ~」って感じでスタジオに笑いがこぼれ、かーくんはなんだか照れくさそうにしていたことを覚えている。
この時、自分が思ったことも覚えている。
「なんでここで笑うの?だってかーくんはアーティストだよ!何も可笑しいことなんてないよね? 」
アーティストって、日本語で言うと芸術家…?うーん。芸術家っていうと威厳?巨匠感?が増しちゃいますかな。芸術家、私のイメージだけど、「画家」寄りかな。なんでだろう、芸術っていったら、美術も音楽も、文学だって芸術だと思ってるんだけどな。
日本では、日本語(漢字)のままだとニュアンスが伝わりづらい(または日本語だと直接的過ぎる…?)とみなされる言葉の多くは、カタカナに変換されることが多いようだ。その結果ますますわかりづらいと批判されたりもするが、意外とそのうち定着したりもする。
しかしカタカナにしても尚、ハードル高めなのが「アーティスト」?時々、アートには必要以上に高尚な(近寄りがたい)イメージが付き纏ってる気がするんだよなあ。まあ「アーティスト」って他の人が評価した上で付けるタイトルなんですよね。自分から言う人あまりいないし、言ったら大抵「自称アーティスト」。
そして「アーティスト」に関わらず、肩書に使われるカタカナというのは、場合によっては名前負けや胡散臭さが出てしまう^^;
急に私事でなんですが、ここで引き合いに出すのもおこがましい話なんですが、私は過去にちょっとだけ偉そうなカタカナの肩書が付いた職に従事していたことがあります。
偉そうって、「決定権を持った上司っぽい」って意味ね^^; 響きは偉そうなんだけど、名刺にはまあまあの圧はあるんだけど(笑)、その実、ちっとも偉くなかった。直属の部下がいたわけでもなく、上司がいっぱいいただけ^^; 。わざわざ自ら肩書を名乗ることはなかったけど、名刺交換の時とかなんだかこそばゆかったし、職務経歴書には書くから、転職活動の時に誤解されたこともあった。
…っていうのと、「アーティスト諸星和己」は、まったく違うから!ちゃんと、実が伴ってるから!かーくん、胸を張ってくれ!!^^
一番無難な(5時夢で誰からもつっこまれなさそうな)肩書は「タレント」なのかなあとも思うのですが、もう少し活動内容を織り込んでほしいところ。
もし「アーティスト」という肩書がちょっと抽象的かつスノッブな感じに聞こえてしまうなら、「シンガーソングライター」でもいいと思います。(いいと思いますって、どこに提案してるんだ^^;)
それでも、こそばゆいかい?(笑)「シンガーソングライターの諸星さん」と言われたらまた笑いが起こってしまうのかしらん。なんちゃって、みたいに思われたら心外。本当のことなのに。
かーくんが長年シンガーソングライターだってことを知らない人は多いみたいだけど(←悔しい。でも自分だって去年まで知らなかったしな…)、自ら曲をつくり歌い上げる人だっていうのは、紛れもない事実。あ、「ミュージシャン」もありかな。音楽家だものね。でもかーくんは舞台もやっているし、もちろん歌手でパフォーマーでもあるし…様々な活動まるっとひっくるめて一言で言うならやっぱり「アーティスト」かな!
かーくん作の歌を色々聞くようになって、すごく諸星和己色(カラー)が強いなって感じることがあります。癖が強いとも言い換えられるかもしれないけど、それでいいと私は思う。癖が強いっていうのはアーティストの特長だと思う。
(一応言っておくと、私は癖のないものを否定するわけではありません。むしろ好き。癖のない…多くの人が好ましく思い、受け入れやすいもの、シンプルなもの、そういうのも好き^^)
言葉の選び方や音の運び方に特徴があり(癖といえば癖がある)、生きる上でのゆらぎや葛藤は垣間見えるがブレない芯棒を持ち合わせ、時々かたちを変えて見せながらも、折に触れ一貫したメッセージを訴えていると感じる。つくられた時代が違っても、同じ人間がその時の魂を込めてつくったとわかる(受け手は「わかっている気になっている」だけだけど)。
そういう作品は、アートと呼ばれるのではないのか。そしてそれを作り表現する人を、アーティストと呼ぶのではないのか。レーベルがメジャーだろうがインディーズだろうが、出自がアカデミックだろうが叩き上げだろうがアイドルだろうが、関係ない。
…なんか色々ごちゃごちゃ言ってますが、金曜日の5時夢、楽しみです♪
そしてあれこれ書いておいてなんだけど、今ふと思ったんだけど、5時夢だから(?)いいのかな 「アーティスト(笑)」で。その方が、番組のカラーには合っているのかな。
かーくんは「アーティスト」の顔を隠し持ちながら、テレビでは「アーティスト(笑)」の役目を果たしているのかもしれない。器用だな。