B面、という言い方、昭和ですね…。でも通じますよねー?B面で^^
私がカップリングだのc/wだのって字面を見始めたのは、すでに物心がつきまくった頃でしたよ…。
私は1988年から1990年頃までリアルタイムの光GENJIファンでしたが、元来流行りものには疎く、デビュー曲『STAR LIGHT』の時はまだ覚醒していませんでした。一大旋風に巻き込まれたのは2枚目のシングル『ガラスの十代』の頃から。クラスの女子に「あっくんが好き?かーくんが好き?」となぜか2択を迫られ(笑)、まだよく知りもしないのに「か、かーくん…?♡」と答えたのがすべての始まりだった気がする。思わずかーくんって言っちゃったからかーくんにときめくようになったのか、その逆なのか、もはや覚えておりませんが^^; なんだかよくわからないままに落っこちてしまうのが諸星和己という沼なのだと思います。なぜか人生で何度も落っこちる、あったかくて底無しの沼。
今、TVで懐かしの映像として出てくる光GENJIは私も見ていた初期の頃ばかりのようです。デビュー曲を含む3曲『STAR LIGHT』『ガラスの十代』『パラダイス銀河』くらいまでかな。ファンでなくても聞いたことのある有名な曲だと思うので、TV向けとしては当然のチョイスと言えるのでしょう。
これら初期のシングルA面。私が今さら言うまでもありませんが傑作です。好きです♡
ただ近年になって、なぜか急に思い出したことがありました。キラキラのアイドルが歌う華やかなA面の裏、B面。そういえば私、初期のB面も結構好きで聞いていたなー…。
中でも特に「B面」として記憶に残っていたのが『LONG RUN』『Welcome』『涙の輝き』の三曲です。
ぼやけた記憶の中では、デビューからパラ銀までのB面かと思っていたら、実際はちょっとずれてました。
3枚目 パラダイス銀河/LONG RUN
4枚目 Diamondハリケーン/Welcome
5枚目 剣の舞/涙の輝き
アイドル性が高く溌溂としたパフォーマンスでも魅せるA面に対して、B面の渋さたるや。A面に比べてしまうと華やかさは少ないかもしれませんが、なかなかに大人びた名曲であったと思います。確かCDにカラオケver.も入ってなかったっけ?必死にB面を歌ってた覚えがあるんですよ…当時の自分(小学生)。
ちなみに『ガラスの十代』のB面は『Graduation』。これはB面感(?)はあまりないというか、すでに単独で知名度のある名曲ではないかと。そして『STAR LIGHT』のB面は『ROLLING STOCK』…え?そんな歌あった?(大汗)しかも作曲アンドリュー・ロイド・ウェーバー!?あのミュージカルの大御所の?洋楽のカバーだったのでしょうか。記憶にない…。検索してちらっと音だけ聞きましたが、あれ~聞いたことあるような~?でもやっぱりあんまり覚えてないような~…すみません。。
B面はなかなか公で聞ける機会がありませんがネット上で探せば見つかると思いますので、どんな曲だっけ~?と興味を持たれた方は検索してみてくださいませ^^
『LONG RUN』
キラキラピンク色のA面に対してぐっとノワールなB面。ギャップがすごくて、受け入れるのにちょっと時間がかかったような気がするけど、アイドルらしからぬやさぐれ感(笑)がジワジワ来きます。迷いながらも走ってやるぜ!という歌、かっこいい。
『Welcome』
全体的に歌詞がとても印象的で、大人になっても特に心に残っていた一節があります。「僕にできる すべてを捧げても この愛は燃える」。当時子供ながらこの歌詞が衝撃的だったのだと思う。続く「新しい生き方で 次の風を 飛び越えたいさ」も、まさに今、響く。
『涙の輝き』
『Welcome』もそうなのですが、どこか物悲しさを抱える個人的なラブソングに聞こえる。『涙の輝き』は、よりドラマチックで光GENJIの煌めくレジェンド感も色濃く、「流星の竪琴にちりばめて囁くよ」なんてことが歌えるのはこの人たちだけではないかと思う。
このような光GENJIの隠れた大人の名曲を、今の諸星さんが歌ったらどうなるのかな~きっと素敵ではないかしら~とひとり妄想してはうふうふしてます。 (もしかして歌ったことある?私が知らないだけということは多々あると思いますのでご容赦くださいませ~^^;)
でも、グループの歌を自分ひとりで歌うことに一抹の寂しさを感じているようなところも度々見受けられるので、辛かったら無理しなくていいんだよ~!とも言いたいです。って、いったい私は何様なんだ^^;
特に『LONG RUN』はひとりで歌うのは難しいというか、ひとりだとオリジナルが再現しづらい。光がサビを歌い出してから、GENJIIが半歩遅れて追い歌っていう構成が好きなのですが、これ、独唱だとできないですよね。あ、『涙の輝き』も二手に分かれるとこあるなあ。
どなたか、かーくんを追いかけて歌ってくれないでしょうか? ←もう歌ってもらうテイになっている^^;